雪粉粉いのち粗末に酔いにけり
雪、雪、雪…辺りは白く霞んで何も見えない。吹雪である。わたしは隔絶された世界にただ一人。陽は射さず周囲は暗く灰色、恐ろしいまでの孤独、このまま凍り付いて・・・やがて。
投げやり、あきらめ、焦りの欠片・・・。もうどうでもいいという最悪。この状況に立ち向かうまっとうな姿勢は雪崩と化した。
自分が粉々に崩壊していくという恐怖、恐ろしいまでの放棄。放り投げた自分を彷徨いながら見つめている。これが酔いでなくて何であろう、覚める望みはあるのだろうか。ひたすら酔って酔って自分を粗末にしている。
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