伯林(ベルリン)にルビふるごとき夜の雪教室にまだきみは残れり
伯林にベルリンとルビを振る、まったくもってよく分からない当て字である。不明な闇が介在するような気分に(雪の夜)は、確かにベルリンは寒いだろうと結びつける。
気づけば(きみ)はまだ教室に残っているのか、という事実だけがリアルに浮上する雪の夜である。
伯林はハク・リンと読んで、迫、臨。
ふるごとき(振如)はシン・ジョと読んで、新、叙。
夜の雪はヤ・セツと読んで、也、説。
教室はキョウ・シツと読んで、況、質。
きみは残れり(君残)はクン・ザンと読んで、訓、竄。
☆迫(おいつめ)臨(面と向かい)新しいことを叙べる也。
説(話)の状(ありさま)の質(内容)、訓(字句を解釈し)竄(文字文章を変える)。
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