続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』3213。

2019-06-28 06:36:55 | カフカ覚書

この静かな夜のいざないは、はなはだ魅惑的です。そのいざないに応じると、もう役人であることをやめたも同然です。もっと正確に言うと、非常に幸福なのです。


☆この誘いは死の沈黙である。この誘いに従うと、公務を帯びた人もただの人になり、先祖の境遇は稀にもあり得ることではなく願いも閉じられてしまうのです。さらに考えると、絶望は非常に運がいいとも言えます。


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