続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』2499。

2016-12-05 06:16:48 | カフカ覚書

それに、いちばん年下dというのに、外見からはそのことが少しも分からない。あの子は、ほとんど年をとらないが、ほんとうに若かったこともほとんどないと言われる女たちとおなじような、年齢のない顔つきをしています。あんたなんかは、毎日見ているから、あの子の顔の硬さに気がつかないのです。


☆なるほど彼女は新しいが外から気づかれることもない。彼女は年を取ることもなく、昔から変わらないように見える。本当に新しい存在には、かつての汚点は少しもない。


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