続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』1404。

2013-10-04 06:29:13 | カフカ覚書
このやわらかい、あたたかいもののなかへますます深く沈んでいく感じだった。Kは、腕をのばし、いつでも受けとめてくれるクッションで頭をささえて、橇のなかから暗い旅館のほうをのぞきこんだ。

 腕/Arm・・・arm/哀れな。
 のばし/ausgebreitet・・・流布する。
 クッション/Polster→Polastern/北極星。
 橇/Schlitten→Schrift/文字、書いた物。

☆哀れな流布、常にある北極星(現世と来世の転換点)の意志を支えている書物(書いた物)は暗くて見えなかった。

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