ペーパー・写・楽

ペーパークラフト、京都の写真、カブ、自転車、軽自動車で楽しんでいます。

ワゴンRで日野ひなまつり紀行に行ってきた

2015-02-17 21:45:25 | アルトワークスAGSで行こう
 先日、五個荘の雛人形めぐりを楽しんでみると、江戸時代の細工物の素晴らしさに感嘆した。
ではではと、本日は同じ滋賀県の日野町でひなまつり紀行を楽しんでみた。


あいにくのお天気。
全体に靄がかかっていて景色は良く見えず。


さざなみ街道の白鳥川交差点を右折して、まっすぐまっすぐと竜王町へ突き進む。
小雨が降ってまいりました。


竜王町役場でトイレ休憩。


まちかど感応館で地図を戴いて散策開始。




町全体でひなまつりに取り組んでいる。
玄関先に竹を使った小さな雛人形もたくさんある。


立派な雛人形を誰もが観賞できるように飾っている。


古い家並みがたくさん残っている。
風情のある町並みでごわす。


「ほいのぼり」


人形展と書かれたところから「どうぞごらんになってください」と声をかけられた。


江戸時代の享保雛人形が数体飾られている。
案内の方の話では、近江八幡と五個荘は大商人が大きな屋敷を構え、絢爛豪華な雛人形が飾られているが、日野商人は商いがうまくいくと番頭さんとかにすぐに分家を与えたりしたため、こじんまりとした商家が軒を連ねたとのこと。
そういえばこの町並みを歩くと「こんにちは」と気安く声を掛けてくれる。
なんだかやさしい感じのする町である。


上段が享保年間のもの。
中段が江戸後期、下段が明治時代。
享保のものは雄雛に足が付いていて、足の裏を合わせるように座っている。
さらに雌雛の衣装も十二単のように凝ったものとなっている。
江戸後期のものは衣装の色彩が鮮やかになっている。


下段の明治のものは殿様に遠慮することがなくなったので、人形そのものが大きなものになっている。
商いの繁栄とともに雛様が大きくなった。

ご親切に色々なことを教えてもらった。


歩いていくと商売をされているところもきちんと雛人形が飾ってある。


宣伝を兼ねたものもある。




曳山が展示されていた。
5月3日に曳山祭りが開催されるらしい。
一度見てみたい。


八百屋さんと雛人形。


近江商人のマンホール。


街道筋から離れた清水町も散策してみた。




この町並みがいいです。






本格的には2月22日からであるが、町衆の協力もあってか庭を開放し展示されているお宅がたくさんあった。


町並みを一歩はずれると広々とした自然の景色もいっぱいある。


親切な人が多く住む町。
垣根も雛人形が見えるように工夫されていたり、門扉を開けて見学できるようにされている宅もある。
いいところですよ。
コメント
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