ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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利上げタイミング遠のき、NYダウ203ドル高(学校で教えてくれない経済学)

2009-11-10 16:06:48 | 経済学
週明けのNY株式市場は、ダウは203ドル2.0%高、ナスダックは2%高、S&P500平均は2.2%高を記録した。行き場をなくした余剰資金とここへ来て年金ファンドからキャッシュを引き出して株式市場へ積極的に投資していると今朝のWSJ紙は解説していた。

WSJ紙にもブログの書き込み欄がある。ハリケーンが近いことはわかっていながらサーフインに興じているというコメントが印象に残った。コメントを拾っていくと、2010年の中間選挙までは利上げはない。日本のことわざでいえば、「鬼の居ぬ間に洗濯」だろうか。

バ―ナンキとガイトナーの二人はアメリカ経済をぶち壊しにするという書き込みがあった。現在、米国債の発行残高は2.1兆ドルある。そのうち米FRBが40%買い上げた。これは病的なまでに多い額だ。米国債が売れなくなった時は売り一色になるだろうと書いていた。

ドル先安については、先にインド中央銀行がIMFから金塊200トンを買ったことが依然として、買い材料に使われている。今朝のWSJ紙に、インドの財務大臣のコメントとして「手持ちのドルを減らすためでない。金保有を増やすためだ。」と紹介していた。

ドル先安感は一向に収まらない。日本円を除く主要6通貨バスケット指数でドルはこの日1%以上値下りしたとWSJ紙が書いていた。先のブログの書き込みにもあったが、米国が利上げするまではドルは、オーバーに言えば限りなく値下がりするのかもしれない。

先日のFOMCの会合で、米FRBの声明文が政策金利についてどのように軌道修正するか注目した。ところが金利政策変更を示唆する文言はなかった。週末予定のG20の会合でも金利は当面見送りとすることでコンセンサスが出来ているとWSJ紙は解説している。

株高や金相場と比べるとNY原油先物相場は、落ち着いた動きをしている。この日は2ドル上げてここ数日の下げ分を埋めたが、79.43ドルである。季節外れのハリケーンが温帯低気圧へ格下げされたが無視して相場は戻った。ただ、株式ほどの熱気は見られない。

NYダウ30銘柄のうちクラフトフーズの小幅安を除き、29銘柄が値上りした。アメリカンエキスプレス4.9%高、キャタピラー4.2% 高、GE3.4%高が相場をけん引したとWSJ紙は説明していた。年金ファンド好みかコングロマリット銘柄が買われたかもしれない。

NYダウも結構だが、日本という国は一体どういうことになってしまったのだろうか。猟奇的な殺人事件が続いていることも気になる。聞くところによれば、漢字が書けない子供が増えているのも問題だが、字が読めない子供まで増えているというではないか。日本語の読み書きが出来ない子供が増えてくるところから国は崩壊する。言い過ぎだろうか。(了)

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姫子;姫路市立動物園(スケッチ&コメント)

2009-11-10 09:12:29 | スケッチ


姫子;姫路市立動物園

江嵜企画代表・Ken



 日曜日に学校で音楽会があり、この日、代休となった孫のベビー・シッターを兼ねて、一部修復工事が始まった姫路城と城に隣接する姫路市立動物園を訪れた。姫路城は何回出かけてもその時々で違った魅力を味合せてくれる。動物園はいつもは素通りしていたが、孫にしてみれば、帰りに動物園と遊園地があるからということで、お目当ての場所となった。

 姫路城は1993年に世界文化遺産に登録された。大勢の日本人に混じって、目の青い外人さんも目の黒い外人さんの姿も多かった。動物園には幼稚園、保育園児や子供連れも結構見られた。姫路城にも先生に引率された幼児がたくさん訪れていた。天主閣まで、長い階段をワイワイいいながら楽しそうに登るほほえましい光景を目にした。

 ことし6歳、小学校1年の孫に「どうだった?」と感想を求めたら、姫路城は「お城のなかが暗くて迷路のようやった」と言い、「播州皿屋敷」で有名なお菊の井戸を覗きこんで「あ、お金落ちてる。昔のん?」と質問してきた子供の反応が面白かった。今回はじめて気付いたが、十字架のついた鬼がわらが残っているのは珍しい。黒田半兵衛のクロス瓦だ。キリシタン禁制の時代を経て生き残った。

 最寄駅の阪神電鉄「御影駅」から山陽電鉄「姫路駅」まで特急で約1時間10分である。ラッシュ時の朝8時半に乗ったが、大阪方面は人が多いが、姫路方面は三ノ宮駅でほとんどのひとが降りる。ゆっくり座れたのは幸いだった。阪神難波線が開通してから、奈良から姫路までつながりましたと客寄せキャンペーンを電鉄会社が盛んにやっている。

 姫路駅に着くと駅前にバス停がある。係りの人に聞いたら、どのバスに乗ってもお城に行けますと言った。大人100円子供50円でふた停留所で大手門の前だから近い。帰路はほぼお城の前から出ている商店街を通って子供の足でもぶらぶら歩いて20分足らずである。さすが姫路である。シャッター商店街ではなかった。ただ、人通りは少ない。こればからりはいずこも同じかもしれない。

 姫路市立動物園では、象の姫子の前でスケッチした。たまたま居合せた幼稚園児がスケッチの回りを取り囲んだ。「象さん描いてるわ。象さんや、象さんや」と叫んだ。先生も飛んできて、「あっ、ほんまや、もう描いてる。すごいわ、すごいわ」などと大仰に声を上げた。

 甲子園球場でも隣の席のおじさんが、ちら、ちら覗き込んでいる視線を感じるが、動物園で子供たちに囲まれたのは初めてだった。孫が乗り物に乗っている隙に、遊園地の前にいたキリンをスケッチした。孫が「コウスケの胸のところにハ―トが付いている」と言う。係りのおじさんに教えてもらったと話していた。コウスケとは雄のキリンのことだとあとでわかった。

 乗り物では、孫にどれに乗るかと聞いたら「観覧車に乗りたい」と言った。どれに乗っても一回150円である。孫はニコニコして帰って来た。ところが早速、「おじいちゃんといっしょに飛行機にのりたい」とリクエストしてきた。童心に帰って孫に付き合った。

 キリンのスケッチを横で覗き込んでいた孫が、ころはよしとみはからったように、「新幹線に乗りたい」とねだった。「これでおしまい」と断って切符を買って渡したら、いつものようにゴムまりのように飛んで行った。

 姫路市立動物園は昭和26年(1951)開園とパンフレットにあった。入園料は大人200円、子供30円で、団体割引が人数によって一割,二割、三割と分かれている。リーズナブルな料金設定をしていると思った。城の外堀を挟んでゆったりとしたスペースに、キリン、象はじめ、ライオン、トラ、ホッキョクグマ、チンパンジーなど鳥もいれて結構盛りだくさんである。

 姫路城に隣接している性もあるのだろう。比較的ゆとりがあるのか、見事に整備されているというのが第一印象である。動物の肌がきれいなことにまず感心した。いまにもオリを飛び出さんばかりのトラの精かんな姿を見ているだけで嬉しくなる。なにかというと自治体は経費節減を名目に様々な施設の撤廃、縮小に手を付ける。財政難のおりから先のことはさっぱり読めないが、動物のためにも、子供を含めた善良な庶民のためにも動物園にだけは手を付けないでほしい。(了)。





コウスケ:姫路市立動物園

江嵜企画代表・Ken

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