ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

海底から資源が出てくれば、ひとのものでも、おれのもの?!パンダの赤ちゃんが不憫でならない

2012-07-12 08:52:09 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


ロンドン銀行間取引金利ライボ―(LIBOR)を不正操作していたことを、バークレイがあっさり認め、罰金4億5,000万ドル(約360億円)を支払って米英の捜査当局と和解、バークレイトップは辞任、早期決着を図った、と7月18日付けのニューズウイーク誌日本版にアレックス・クライン(ビズネス担当)記者が書いていた。「ロンドンでもアメリカの片田舎でも問題の根っこはボーナス文化と自己申告制度で、損をしたのは一般市民だ。」と書いていた。

「巨額報酬を礼賛する文化を変えない限り、どんな罰金を払っても事件の再発は防げない。ライボ―連動型金融商品は360兆ドルにのぼる。不正に加担したトレーダーの多くは当社にいない。HSBC,JPモルガン、シティなど同業他社が捜査を受けているなか、バークレーはさっさと罰金を払って、真っ先に忘れられる。」「アメリカの企業向け融資や住宅ローンの9割もライボ―の何%乗せで決まる。数値を操作するのはそんなに難しくない。みんなやっている。自分がやらなければ他人にやられてしまう。」と書いていた。

「ワールドWaveMorning」で1日が始まる。中国CCTVと上海RTSが共にパンダの赤ちやんが死亡したと簡単に伝えた後、尖閣問題では専門家と称する人物を登場させ「尖閣は中国固有の領土である。日本はあらゆる手立てを使って中国に圧力をかけて来ている。放置すれば軍事的に発展、大変なことになる。」と日本政府を盛んに威嚇していた。威嚇と言う点ではロシアが、シーレーン防衛のためとして、黒海経由で地中海に軍艦を出動したとアルジャジ―ラが伝えていた。シリア問題ではロシアは一歩も引かない構えである。

11日のNY証券取引所では、米FOMC議事録発表後、NYダウは一時100ドル以上下げたが、あと買い戻され前日比48ドル安、12,604ドルで取引を終えた。市場が期待したQE3(量的金融緩和第3弾)でメンバー間で意見が二分していたことが判った。米ブルームバーグに出たSuKeenan記者は「トウモロコシ、小麦が熱波、干ばつ被害から30%減産材料に史上最高値に迫った。」と解説した。NY原油(WTI)が11日もバレル85.81ドルと比較的落ちついているが、穀物相場急騰は庶民の台所を直撃する。NY為替は1ドル=79.73円、1ユーロ=97.59円だった。

その他の「ワールドWaveMoning」ではドイツZDFが「スペインラホイ首相は議会で①付加価値税を現行18% を21%へ引き上げ、②公務員手当引き下げ、③各種補助金削減により2014年までに650億ユーロ(約6兆3,000億円)赤字を減らす大胆な提言を行った。スペイン鉱山労働者がストにはいった。国民の怒りはおさまりそうにないと伝えていた。フランスF2は「中国が巨大な人口島を建設中である。中国の不動産投資が行き詰った。陸で造れば4000万ユーロ、海で造れば2,400万で済むからだ。」と解説していた。中国は海底に資源があると分かれば、ひとのものも、おれのもの。パンダは、中国が実行支配している。パンダの赤ちゃんが不憫でならない。(了)

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