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NY市場は様子見でダウ190ドル安、IMF世界経済見通し3.3%増へ下方修正、一方、北極圏貨物輸送量拡大討議、プーチン大統領「シロクマのことも頭に」と発言とロシアテレビ(学校で教えてくれない経済学)

2019-04-10 08:41:03 | 経済学
「米国とEUとの貿易戦争がエスカレートしてきた。トランプ政権は110億ドルのEU製品に対して関税引き上げを実施すると9日発表した」と9日付のWSJ電子版は伝えた。IMFが9日、世界経済見通しを年3.3%増へ当初の3.5%増から下方修正した。米国との対中国,対EUとの貿易摩擦拡大が背景だ。メイ英首相は9日、EU離脱期限延期の自らの案を持参してベルリン、パリを相次ぎ訪問、メルケル独首相、マクロン仏大統領と相次ぎ会談した。イギリスのEUからの離脱の先行きが混とんとしてきた。「ボーイングの1~3月期受注高が前年比半減した。3月新規受注はゼロ。ゴールドマンは4~6月のインドネシア、エチオピアでの事故機ボーイング737MAX型機の新規受注はゼロと予測している」と9日ロイター通信は伝えた。

9日のNY市場ではボーイング株が続落、アメリカン、デルタなど他の航空会社株が事故機減便を材料に値下がりした。米FRBの利下げスタンスから米金融株が売られた。ホワイトハウスの対EU関税引き上げ発表など貿易摩擦再燃懸念と英EU合意無き離脱懸念で欧州株が値下がりした。さらにFOMC議事内容を見極めようと様子見した。NYダウは190ドル、0.7%安、26,150ドル、ナスダック0.6%安、S&P500、0.6%安と揃って値下がりした。NY外為市場ではドルが売られ、1ドル=111.16円、1ユーロ=125.19円で取引された。NY原油(WTI)はバレル63.98ドルと小幅安NY金はオンス1,308.30ドル小幅高で取引された。

10日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「メイ英首相の英国のEU離脱期限延期提案をめぐり野党及び連立与党民主統一党内部でも混乱を来している。3年経って今なぜ延期なのだという意見だ。メイ首相はメルケル首相、マクロン大統領に離脱延期で協力を求めた。2人だけと会ってもEU27国はそれぞれが拒否権を持っている。年末まで延期
だけでなく5年延期するとの案まで出てきた。マクロン大統領はそれは良くないという考えだ。」と伝えた。ドイツZDFは「イスラエル総選挙でネタニエフ現首相と対抗の元官房総長のバックス氏が大接戦となっている。いずれが選ばれてもイスラエルは40の小政党との連立となる。」と伝えたあと「メイ英首相はメルケル首相、マクロン大統領と会談した。メルケル首相は協力的のようだ。マクロン大統領は1年延長は認めぬ立場だ」と伝えた。

10日朝放送のロシアテレビは「北極圏フオーラムが8日、サンクトぺテルブルクで開かれた。最大のテーマは北極圏貨物輸送拡大に伴う様々な問題点を協議する。2018年の貨物輸送高2,000万トンを2025年に6,000万トンへの引き上げが狙いだ。現在9隻の原子力砕氷船の13隻に増やす計画も含まれている。プーチン大統領はフオーラム冒頭に「シロクマのことも念頭に置いて協議したい」と話した。」と伝えた。10日朝放送のカタール、アルジャジーラは「前大統領辞職に伴いリビア暫定内閣がスタートしたがリーダー不在の状態だ」と伝えた。日本で生活していると同じ地球でありながら日々別世界のようで薄気味悪い。」(了)

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