(学校で教えてくれない経済学)
8月1日朝放送のNHKニュースは「31日、NY市場でアップルが最高値を付け、IT関連株が上昇、ダウは114ドル高、2万6,428ドルで取引を終えた。アップルは好業績と株式分割発表が加わり、ダウを押し上げた。時価総額が1兆8,173ドル(190兆円)となりサウジアラムコを上回り再び世界1位となった。アマゾン、FB(フエイスブック)も値上がりした。」と伝えた。
NHKニュースによれば「アマゾンの最終利益は52億4,300万ドル(5,400億円)、前年比ほぼ倍増、四半期決算として過去最高を記録した。最終利益ではFBは98%増、アップルは12%増加した。新型コロナウイルス感染拡大で、自宅で過ごす人が増え、オンラインで仕事をする人が増えた。スマートフォンでゲームや動画を楽しんだ人が増えたためとアップル、アマゾンは業績好調の理由を説明している。アマゾンは7~9月期の業績を前年比30%増と予想している。」と伝えた。
31日、ロイター電子版は「31日、NY市場はIT関連株が好業績を発表、ダウは26,428ドル、114ドル、0.4%高、S&P500、3,2171,0.8%高、ナスダック、10,745、1.5%高で取引を終えた。アップルは425.04ドル、10.5%高、1銘柄でダウを273ポイント押し上げた。ナスダック採用のアマゾンは3,164.68ドル、3.7%高、FB、253.67ドル、8.2%高とナスダック相場をリードした。一方、ボーイングは158ドル、2.4%安、ダウを26押し下げた。VISAは190.40ドル、1.9%安、ダウを24押し下げた。石油株のシェブロンは83.94ドル、2.7%安、ダウを15押し下げた。アメリカン航空、11.12ドル、0.5%安、カーニバル、13.88ドル、3.2%安と冴えない。」と伝えた。
ロイター電は「31日、NY市場で恐怖指数VIXは24.46と1.2%低下、米10年債利回りは0.5330%へ1.5%低下した。NY外為市場ではドルが買い戻された。1ドル=105.83円、1ユーロ=124.70円、1英ポンド=138.53円で取引された。NY原油(WTI)はバレル40.44ドル、1.3%高、一時、同39.66ドルまで下げた。北海ブレントは同43.64ドル、0.9%高、同42.93ドルまで下げた。NY金はオンス1,971.20ドルと0.7%安も一時、同1,980.10ドルまであった。同2,000ドル達成後相場は休んでいる。」と伝えた。
31日NYタイムズ電子版は「米国の郵便遅配状態が常態化している。米大統領選挙を控えてトランプ大統領が問題視して、投票延期を匂わせている。米国憲法では米大統領選挙日の変更は認められていない。」と伝えた。NYタイムズ紙は「31日、米国の新たな感染者数は67,671人と1%減、同死者数は1,237人と57%増加した。」と伝えた。31日ワシントンポスト電子版は「新型コロナ死者数が米国で15万人を超えた。ここ数週間で特に増加している。死者の20%がヒスパニックと原住民が占める。アリゾナ(原住民が多い)、カリフォルニア、フロリダ(2州にヒスパニックが多い)での死者の増加が目立っている。」と伝えた。(了)