この「診断即治療」は、
FC2ブログ にも転載しています。
写真① 「これができなかったんです」
「ここと」
「ここも痛いし」
「ここも痛いんです」
連日、「手首の痛み」について記事を書いているのですが、またも
「手首が痛いです」と言う方がいました。
多分、大したことはないだろうから「簡単な手技療法で治まるだろう」と考えながら、
「手首のどこ?」と聞くと、
「ここと」「ここも痛いし」「ここも痛いんです」、「手首を後ろに曲げると~~~」と、あちらこちらを指差しながら、痛いところを示してくれました。
「そうか、では頭足鍼でやりますね。すぐに取れるから」と、頭足鍼をすることにしました。
時間もあまりなかったので、ほとんど即刺即抜でした。
そして、
「はい。起き上がって手首の痛みをみてくれませんか」と言うと、起き上がってベッドに座り、すぐに後ろに反るような恰好をしていました。(写真①)
で、「痛くないです。これができなかったんです」と、何度も反るような恰好をして、手首に負荷をかけていました。
頭足鍼の臨床を始めたのは、ほんとに最近なのですが、ほんとに効果的な治療ができるテクニックです。
それは、「七星鍼法の極み」とも言える理論から生まれたからだと思います。
いや、七星鍼法だけでなく、「鍼治療の極み」にもなるのではないかと思うぐらいです。
それは、人体の前後左右の屈曲、左右の捻れを一度に解消できるからですが、手足の痛みも同時に取れるからです。
「足が組めない」「腕が挙がらない」「首が痛い」「腰痛」「膝痛」「手首・足首痛」いろいろな症状に即効的な効果を現してくれるのです。
それは、筋骨系と経絡系、そして大きなのは「易理論」を基にして考えたからだと思います。
つまり、「三次元的」な治療法を追い求めて組み立てたテクニックだからだと思います。
と言っても、まだ始めたばかりなので、この先にどんな難題があるかわかりません。
このテクニックは、私だけで研究するよりは、「しちせい特殊鍼法研究会」の皆さんにも研究に加わってもらおうかと考えました。
そこで、久しぶりにリアルで「臨床実践塾」をやろうかと考えています。
その臨床実践塾は、「しちせい特殊鍼法研究会」の皆さんと、「七星界理事」の皆さんを中心したいと考えていますが、一般からも1~2人は参加してもらおうかと考えています。
しちせい特殊鍼法研究会」、「七星界理事」の皆さんは無料で招待しますが、一般の方は有料です。
期日:9月27日(日) 13:00スタート
会場:新城針灸治療院(参加者が多ければ教育会館に変更)
費用:検討中(特殊鍼法研究会の皆さんと、七星界理事の皆さんは招待です)