日本のプロ野球球団でオリックス・バッファローズと言う球団がある。その球団が作日、一昨日と連勝した。何が変わったのか。監督が代わったことが一つ上げられる。監督を代えたことで負け癖がついていたチームが見違えるようなゲームをしている。一番目立つのはジョーンズが二試合連続でホームランを打った。一昨日は同点ホームラン。昨日は試合を決める3ランと次打席でのソロである。
他紙は知らないが、読売朝刊スポーツ欄に「ジョーンズ連発 オリ連勝」との見出しが躍っていた。同記事によれば「前日、初采配の試合を前にした中島監督代行と話をした。新指揮官はその内容を「秘密」とし、ジョーンズも「ポジティブな言葉」とだけ言って多くを語らないが、ここ2試合は凡打でも全力疾走。姿勢には変化が生まれている。」と出ていた。
オリックスは、昨年12月にジョーンズと年俸800万ドル+出来高の契約をした。万年最下位のチームにカツを入れるために大金をはたいた。800万ドルを今のレート1ドル105円で換算すると8億5000万円である。今年のオリックスは違うぞとシーズン前はスポーツ紙に書かれていた。ところが蓋を開けてみるとここ一番での凡打が目立った。3日前までは6ホーマーのみだった。凡打した後、テレビカメラはジョーンズの顔をこれ見よがしと言わんばかりに写した。ジョーンズのアップで写された顔に覇気が全く感じられなかった。
わずか2試合のみでこの先を云々出来ない。相手チームもただでは済まさぬ。ジョーンズ潰しに工夫を凝らしてくるだろう。これはどこのチームもやることだ。今シーズンはコロナ騒動で開幕が大幅に遅れ、試合数も120に絞られ、シーズンが終わった時点で頭に居ないと優勝できない。残り70試合で首位との差が11.5ゲームある。優勝できないだろうなと選手も球団も思って居るだろうが、また負けた、今日も負けたか八連隊と75年前、大阪出身の兵隊が弱かった時に揶揄された言葉を地で行っていたのが2日前までのチームだった。
関西が元気にならないと日本も元気にならないと昔から言われている。経済の政界でもそれは同じであろう。大阪本社の会社がどんどん東京に本社を移した。しかし、会社の業績に目に見えてそれが結果として業績に現れたかというとそうではない。日本全体が内向きにここ20年特に変わった。若者の志向が内向きに内向きに進む流れが特に気がかりである。
経営者でいえば、なにかにつけて、業績を為替のせいにする。アメリカのせいにする。中国のせいにする。昨今はコロナのせいにする。誰も説明は聞いていない。結果を示してほしい。経営トップが金太郎飴のごとく、説明から記者会見でも話を始める。一国の総理が「専門家に」「専門家に」を繰り返す。他の国が聞けば信じられないような答弁を総理に限らず、官僚、経営者が平気で繰り返す姿が政治経済全ての常態になった。今からでも遅くない。結果を恐れずポジティブに明るく、のびのびと人生に取り組み成果を出していただきたい。(了)
他紙は知らないが、読売朝刊スポーツ欄に「ジョーンズ連発 オリ連勝」との見出しが躍っていた。同記事によれば「前日、初采配の試合を前にした中島監督代行と話をした。新指揮官はその内容を「秘密」とし、ジョーンズも「ポジティブな言葉」とだけ言って多くを語らないが、ここ2試合は凡打でも全力疾走。姿勢には変化が生まれている。」と出ていた。
オリックスは、昨年12月にジョーンズと年俸800万ドル+出来高の契約をした。万年最下位のチームにカツを入れるために大金をはたいた。800万ドルを今のレート1ドル105円で換算すると8億5000万円である。今年のオリックスは違うぞとシーズン前はスポーツ紙に書かれていた。ところが蓋を開けてみるとここ一番での凡打が目立った。3日前までは6ホーマーのみだった。凡打した後、テレビカメラはジョーンズの顔をこれ見よがしと言わんばかりに写した。ジョーンズのアップで写された顔に覇気が全く感じられなかった。
わずか2試合のみでこの先を云々出来ない。相手チームもただでは済まさぬ。ジョーンズ潰しに工夫を凝らしてくるだろう。これはどこのチームもやることだ。今シーズンはコロナ騒動で開幕が大幅に遅れ、試合数も120に絞られ、シーズンが終わった時点で頭に居ないと優勝できない。残り70試合で首位との差が11.5ゲームある。優勝できないだろうなと選手も球団も思って居るだろうが、また負けた、今日も負けたか八連隊と75年前、大阪出身の兵隊が弱かった時に揶揄された言葉を地で行っていたのが2日前までのチームだった。
関西が元気にならないと日本も元気にならないと昔から言われている。経済の政界でもそれは同じであろう。大阪本社の会社がどんどん東京に本社を移した。しかし、会社の業績に目に見えてそれが結果として業績に現れたかというとそうではない。日本全体が内向きにここ20年特に変わった。若者の志向が内向きに内向きに進む流れが特に気がかりである。
経営者でいえば、なにかにつけて、業績を為替のせいにする。アメリカのせいにする。中国のせいにする。昨今はコロナのせいにする。誰も説明は聞いていない。結果を示してほしい。経営トップが金太郎飴のごとく、説明から記者会見でも話を始める。一国の総理が「専門家に」「専門家に」を繰り返す。他の国が聞けば信じられないような答弁を総理に限らず、官僚、経営者が平気で繰り返す姿が政治経済全ての常態になった。今からでも遅くない。結果を恐れずポジティブに明るく、のびのびと人生に取り組み成果を出していただきたい。(了)