バイデン候補、日本時間、8日、午前10時から、米大統領勝利演説、一方、トランプ米大統領は「まだ選挙戦は終わっていない。最高裁で争う」と語ったと米ＡＢＣテレビ（学校で教えてくれない経済学）

「バイデン米大統領候補が2020年米大統領選挙での当選を確実にしたと米ABCテレビはじめ米メディアが伝えた。日本時間11月8日、午前10時からバイデン候補の地元、デラウエア州でバイデン候補は勝利演説を予定している。一方、トランプ候補は「まだ大統領選挙戦は終わっていない。」と述べた。」と8日朝6時のＮＨＫニュースが伝えた。同ニュースによれば「バイデン候補はペンシルべニア州で勝利を確実にした。選挙人538人の内、バイデン候補は279人（投票総数：74,977,788票）、トランプ候補は214人（同70,801,463票）を確保した。トランプ陣営は選挙に不正があったとして最高裁で戦う姿勢を明言しており、正式の決着まで少なくとも数週間かかると見られる。今回の選挙の投票場での出口調査ではバイデン支持者は「人種間に不平等」（32%）、「新型コロナウイルス対応」（27%）、「医療福祉制度」（13%）だった。一方、トランプ支持者は「経済」（62%）、治安(17%)をそれぞれ選んだ理由に挙げた。」と伝えた。

8日、NHKニュース電子版は「バイデン候補は米メディアの当選確実の報を受けたあと「アメリカ国民は今こそ怒りと暴言を捨て、国として団結する時だ」と述べた。一方、トランプ氏は「まだ大統領選は終わっていない。本当の勝者が決まるまで裁判を通じて求めていく。」と語った。バイデン氏は2020年11月20日、78歳の誕生日を迎える。正式に大統領に決まれば過去最高齢の大統領となる。トランプ大統領弁護士のジュリアーニ氏は「大統領はメディアが決めるものでない。裁判所が勝者を決める。」と述べた。米CNNテレビは「バイデン勝利はバイデン氏が黒人票を集めたからだ。」と伝えた。共和党、ロムニー上院銀は「バイデン、ハリス、おめでとう。2人に神のご加護を」と述べた。オバマ前米大統領は「彼はコロナ、民主主義の危機、気候変動のリスクなど多くの困難に直面することになる。彼にチャンスを与えてほしい。」と述べた。副大統領になるハリス氏は「ジョー、私たちはついに成し遂げた。あなたが次の米国合衆国の大統領なのだ。」と笑顔でバイデンに電話する姿を自撮りツイートした。」と伝えた。

7日、WSJ紙電子版は「ジョー・バイデン氏が第46代米大統領になる。カマラ・ハリス氏が 米国初の副大統領になる。女性として初の米副大統領になる。トランプ氏は落選を認めていない（not concede）。」と伝えた。7日、NYタイムズ電子版は「バイデン、トランプに勝利（Biden Beat Trump）の見出しで、ハリス、初の副大統領、女性で初。アイデン、279人、トランプ、214人となる。トランプ氏には容認する兆候はない（no sign of concession）。」と伝えた。7日、ブルームバーグ電子版は「ジョー・バイデン氏はトランプ氏との厳しい競争（bitter トランプ氏はバイデン処理を拒否（reject）している。バイデン勝利で米国のコロナウイルス政策は転換する。」と伝えた。7日、WSJ紙電子版は「バイデンは米国が一つになる時だ。」と語った。2016年、トランプ氏が勝利したミシンガン、ウイスコンシン、ペンシルバニア3州をバイデンは制した。上院は民主48（1増）、共和48（1減）、下院で民主212（4減）、共和199（4増）、共和党はコロナ対応でのミスが響いた。」と伝えた。（了）