(学校で教えてくれない経済学)
「米新規新型コロナ感染者数が1日当たり15万7千人を超え、NY市で19日から再び学校が閉鎖されると伝えられ、感謝祭休日を控えて当面の利益を確定する動きが出て、18日h、NY市株式市場は取引き終了にかけて急落した。ダウは29,438ドル、344ドル、1.2%安、S&P500,3,567,1.2%安、ナスダック、11,801,0.8%安と3指標が揃って値下がりした。午前中の取引では、ファイザー/ビオンテック共同開発ワクチンが95%効果確認、FDA申請を週明けに行はれる。事故機ボーイング737MAXの飛行再開を当局が許可したニュースでダウは140ドル上げて取引がスタートしていた。
18日、ロイター電は「NY市場で、恐怖指数VIXは23.48、3.4%増、米10年債利回りは0.8730%と0.2%上昇した。NY外為市場ではドル売り優勢の中、1ドル=103.87円、1ユーロ=123.08円、1英ポンド=137.79円で取引された。NY原油(WTI)はバレル41.84ドル、0.5%高、北海ブレント、同44.22ドル、1.1%高と堅調。NY金はオンス1,869.00ドルと0.3%安、小幅続落した。」と伝えた。
ロイター電は「個別銘柄の動きとして、ここ1ケ月で45%急騰していたボーイングが203ドル、3.2%反落、ダウを44ポイント押し下げた。アップル、マイクロソフト共に売られた。10月、米住宅着工件数が154万戸、前月比4.9%増加したが、コロナ感染拡大懸念から影響が出るとしてこのところ買われていた住宅関連代表銘柄のホームデポは269ドル、1.0%安、ダウを17押し下げた。一方、S&P500リスト 入りで前日急騰したテスラが業績上方修正を発表、486ドル、10.2%高と続伸した。ビデオ会議システムのズーム葉415ドル、3.3%値上りした。」と伝えた。
コロナ感染拡大のニュースで買われすぎ銘柄売られ、売られすぎ銘柄が買われる傾向が出ている。貿易用語にエスケープ条項という言葉がある。緊急避難のことである。鳥や動物は身の危険を感じると即その場を離れるが安全と分かれば戻る場日本人と欧米人の違いを相場の世界は分かり易く教えている。日本人はゆでガエルと揶揄される。危険が迫っていてもその場を離れない。一度決めたことを頑なに変えない。コロナ騒動が人を今、試している。
19日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界のトップニュース」で「中国でいま認知症患者が増えている。現在、1,000万以上だが、高齢者(中国では60歳以上を指す)の人口が2億5,000万を超えて来たことから早晩4,000万人になると中国政府もようやく対策に乗り出した。」と伝え、日本で認知症対策を学び帰国、自ら起業化した老人ホームでの認知症への取組を紹介していた。日本は面白い国でコロナとなると朝から晩までコロナである。PCR検査の必要性が叫ばれて久しいが役所の縦割り行政のため全く進まない。認知症対応も口先だけの施設が多いと伝えられる。深刻な人手不足が大きな壁というが、施設の経営者はじめ職員個々の認識から改めないと日本でも取り返しがつかない事態に遭遇するだろう。(了)
「米新規新型コロナ感染者数が1日当たり15万7千人を超え、NY市で19日から再び学校が閉鎖されると伝えられ、感謝祭休日を控えて当面の利益を確定する動きが出て、18日h、NY市株式市場は取引き終了にかけて急落した。ダウは29,438ドル、344ドル、1.2%安、S&P500,3,567,1.2%安、ナスダック、11,801,0.8%安と3指標が揃って値下がりした。午前中の取引では、ファイザー/ビオンテック共同開発ワクチンが95%効果確認、FDA申請を週明けに行はれる。事故機ボーイング737MAXの飛行再開を当局が許可したニュースでダウは140ドル上げて取引がスタートしていた。
18日、ロイター電は「NY市場で、恐怖指数VIXは23.48、3.4%増、米10年債利回りは0.8730%と0.2%上昇した。NY外為市場ではドル売り優勢の中、1ドル=103.87円、1ユーロ=123.08円、1英ポンド=137.79円で取引された。NY原油(WTI)はバレル41.84ドル、0.5%高、北海ブレント、同44.22ドル、1.1%高と堅調。NY金はオンス1,869.00ドルと0.3%安、小幅続落した。」と伝えた。
ロイター電は「個別銘柄の動きとして、ここ1ケ月で45%急騰していたボーイングが203ドル、3.2%反落、ダウを44ポイント押し下げた。アップル、マイクロソフト共に売られた。10月、米住宅着工件数が154万戸、前月比4.9%増加したが、コロナ感染拡大懸念から影響が出るとしてこのところ買われていた住宅関連代表銘柄のホームデポは269ドル、1.0%安、ダウを17押し下げた。一方、S&P500リスト 入りで前日急騰したテスラが業績上方修正を発表、486ドル、10.2%高と続伸した。ビデオ会議システムのズーム葉415ドル、3.3%値上りした。」と伝えた。
コロナ感染拡大のニュースで買われすぎ銘柄売られ、売られすぎ銘柄が買われる傾向が出ている。貿易用語にエスケープ条項という言葉がある。緊急避難のことである。鳥や動物は身の危険を感じると即その場を離れるが安全と分かれば戻る場日本人と欧米人の違いを相場の世界は分かり易く教えている。日本人はゆでガエルと揶揄される。危険が迫っていてもその場を離れない。一度決めたことを頑なに変えない。コロナ騒動が人を今、試している。
19日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界のトップニュース」で「中国でいま認知症患者が増えている。現在、1,000万以上だが、高齢者(中国では60歳以上を指す)の人口が2億5,000万を超えて来たことから早晩4,000万人になると中国政府もようやく対策に乗り出した。」と伝え、日本で認知症対策を学び帰国、自ら起業化した老人ホームでの認知症への取組を紹介していた。日本は面白い国でコロナとなると朝から晩までコロナである。PCR検査の必要性が叫ばれて久しいが役所の縦割り行政のため全く進まない。認知症対応も口先だけの施設が多いと伝えられる。深刻な人手不足が大きな壁というが、施設の経営者はじめ職員個々の認識から改めないと日本でも取り返しがつかない事態に遭遇するだろう。(了)