NYタイムズ紙は24日電子版トップで「イエレン前FRB議長を財務長官にバイデン次期政権が指名すると見られると伝えられ24日のNY市場は急騰、ダウは過去最高値30,000ドルを突破した。投資家は①イエレン氏はAcumen(洞察力)とcredibility(信頼性)を兼ね備えた人物である。②前FRB議長として経験からFRBとの緊密な連携を通じて財政と金融のバランスを取ることが出来る。③イエレン氏は予てから積極的なコロナ救済支援策が欠かせないと主張しているとして市場での先高観が一気に高まった。」と書いた。
24日、ロイター電は「24日、NYダウは30,046ドル、454ドル、1.5%高、S&P500,3,655,1.6% 高、ナスダック、12,036、1.3%高と3指標揃って値上がりした。小型株株価指数のラッセル2,000が1.9%高と続伸、新政権での景気刺激策期待の大きさを裏付けた。恐怖指数VIXは21.71と4.5%低下、米10年債利回りは0.885%,3.0%増、NY外為市場では1ドル=104.47円、0.1%安、1ユーロ=124.19円、0.3%高、1英ポンド=139.56円で小動きに推移した。NY原油(WTI)はバレル44.89ドル、4.3%高、北海ブレント、同47.81ドル、3.8%高と今年2月来高値を回復した。一方、NY金はオンス1,805.00ドルと続落した。」と伝えた。
ロイター電は「24日のNY市場での個別ではボーイング、3.3%高でダウを45押し上げ、ウオルトデズニー、3.8%高、同36押し上げ、JPモルガン4.6%高、35押し上げ、ゴールドマンサックス、3.8%高、57押し上げなど銀行株の値上がりが目立った。ナスダックではズームが0.6%安と冴えない一方、テスラが6.4%高と続伸、バンカメ、5.8%高、シティ、7.1%高、モルガンスタンレー、5.5%高など金融株が買われた。欧州株では石油株のBP,8.0%高、ロールスロイス、8%高、カーニバル、10.5%高、アメリカン航空、8.9%高、マリオネットホテル、5.8%高などコロナワクチン開発への期待感から旅行関連銘柄含め幅広い銘柄で買いが膨らんだ。」と伝えた。
25日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界のトップニュース」で米ABCは「トランプ米大統領は政権移行手続きに入ることを示唆したが敗北は認めていない。訴訟への動きを継続している。共和党内にもまだ少数だがトランプ氏が敗北を認めないことを公然と批判する動きが見られる。政権移行手続きの事務局であるGSA(一般調査局)が動き始めた。バイデン次期大統領は国務長官にバイデン腹心のブリンケン氏、国家安全保障担当にサリバン氏、気候変動特使に元国務長官のケリー氏、大統領首席補佐官にクレイン氏指名を明らかにしている。財務長官には前FRB議長のイエレン氏を指名すると見られている。国防長官は決まっていない。正式には上院で承認されるが、現時点で上院は民主48名、共和50、残り2議席は1月2日の決選投票で決まる。」と伝えた。一方、世界の新型コロナ感染者数は5,940万、死者数は140万を超えた。英仏独では、段階的ながら規制解除を相次ぎ発表した。市場の専門家の中でも期待ばかり先行で株価が独り歩きしているとの見方は消えていない。(了)
24日、ロイター電は「24日、NYダウは30,046ドル、454ドル、1.5%高、S&P500,3,655,1.6% 高、ナスダック、12,036、1.3%高と3指標揃って値上がりした。小型株株価指数のラッセル2,000が1.9%高と続伸、新政権での景気刺激策期待の大きさを裏付けた。恐怖指数VIXは21.71と4.5%低下、米10年債利回りは0.885%,3.0%増、NY外為市場では1ドル=104.47円、0.1%安、1ユーロ=124.19円、0.3%高、1英ポンド=139.56円で小動きに推移した。NY原油(WTI)はバレル44.89ドル、4.3%高、北海ブレント、同47.81ドル、3.8%高と今年2月来高値を回復した。一方、NY金はオンス1,805.00ドルと続落した。」と伝えた。
ロイター電は「24日のNY市場での個別ではボーイング、3.3%高でダウを45押し上げ、ウオルトデズニー、3.8%高、同36押し上げ、JPモルガン4.6%高、35押し上げ、ゴールドマンサックス、3.8%高、57押し上げなど銀行株の値上がりが目立った。ナスダックではズームが0.6%安と冴えない一方、テスラが6.4%高と続伸、バンカメ、5.8%高、シティ、7.1%高、モルガンスタンレー、5.5%高など金融株が買われた。欧州株では石油株のBP,8.0%高、ロールスロイス、8%高、カーニバル、10.5%高、アメリカン航空、8.9%高、マリオネットホテル、5.8%高などコロナワクチン開発への期待感から旅行関連銘柄含め幅広い銘柄で買いが膨らんだ。」と伝えた。
25日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界のトップニュース」で米ABCは「トランプ米大統領は政権移行手続きに入ることを示唆したが敗北は認めていない。訴訟への動きを継続している。共和党内にもまだ少数だがトランプ氏が敗北を認めないことを公然と批判する動きが見られる。政権移行手続きの事務局であるGSA(一般調査局)が動き始めた。バイデン次期大統領は国務長官にバイデン腹心のブリンケン氏、国家安全保障担当にサリバン氏、気候変動特使に元国務長官のケリー氏、大統領首席補佐官にクレイン氏指名を明らかにしている。財務長官には前FRB議長のイエレン氏を指名すると見られている。国防長官は決まっていない。正式には上院で承認されるが、現時点で上院は民主48名、共和50、残り2議席は1月2日の決選投票で決まる。」と伝えた。一方、世界の新型コロナ感染者数は5,940万、死者数は140万を超えた。英仏独では、段階的ながら規制解除を相次ぎ発表した。市場の専門家の中でも期待ばかり先行で株価が独り歩きしているとの見方は消えていない。(了)