利益確定売りで週末ＮＹ株値下がり、一方、テスラ株、6%高、最高値更新、一年で株価8倍、バイデン夫妻、カマラ夫妻、21日にワクチン接種、ワクチンの信頼性啓蒙のためとブルームバーグ

（学校で教えてくれない経済学）


週末18日のNY市場は期待した9,000億ドル緊急対策法案で細目杖の段階で折り合いがつかず難航している。ワクチン接種も広く行き渡るまでには時間がかかる。全米で新規コロナ感染者、死者数は増加、経済活動に支障をもたらす。利益確定の売りでダウは一時270ドル近く下げた。引けにかけて買い戻されて前日比124ドル、0.4%安の30,179ドルで取引を終えた。S&P500、0.4%安、3,709、ナスダックは0.1%安、12,755で取引を終えた。一方、21日にS&P500銘柄に電気自動車テスラ株が採用される。18日、一般株として最後の取引でもありテスラ株に買いが殺到、695ドル、6.0%高で取引を終えた。19日、日経電子版は「18日、ＮＹナスダック市場でテスラ株は1,300億ドル（13兆5,000億円）売買された6%。全米企業で6番目に多い時価総額、6,200億ドル（64兆円）を記録した。株価は年初来8倍、テスラ購入代金を他の銘柄売りで対応した。21日以降の取引もテスラ株の売り買いで混乱が予想される。」と伝えた。

18日、ロイター電子版によれば、18日、NY市場で恐怖指数VIXは21.57、1.6%低下した。追加コロナ対策法案の超党派協議が難航、つなぎ予算成確保が不調に終われば一部政府機関が閉鎖される。先行き不透明感が再び台頭、債券が売られ、米10年債利回りは0.945%へ再び上昇した。NY外為市場では1ドル＝103.31円、0.2%高、1ユーロ＝126.59円、0.1%高、1英ポンド＝139.67円、0.3%安と英ポンド売りが目立った。英国のＥＵ離脱前の調整期限が年末に切れる。合意無き離脱となれば大混乱に陥るとの懸念が英ポンド売りの背景に見られる。NY原油（WTI）はバレル 49.06ドル、1.5%高、北海ブレント、同52.32ドル、1.6%高と続伸。NY金はオンス1，887.00ドルと小幅下げたと伝えた。

18日、ロイター電子版は「18日、NY市場では米議会財政協議が不調に終わった。不透明感が市場に不透明感が広がった。インテル、47.46ドル、6.3%安、アップル,126.66 ドル、1.6%安、ナイキ、137.28ドル、2.3%安と下げた。米商務省が18日、中国でのドローン最大手、DJI含む4社をエンティティリスト（米国の安全保障上脅威を与える企業のブラックリスト）に追加すると発表した。同リストには監視メラメーカー、杭州海康威視（ハイクビジョン）など既に100 数社がリスト入りしている。」と伝えた。

18日、英フィナンシアルタイムズ電子版は「①テスラ株がS&P500銘柄リスト入り控えて最高値を更新した、②欧州スキー場が規制強化で壊滅状態にある、③スエーデン政府はコロナ相対策を誤ったと正式に談話を出した、④英国のEU離脱を控えて混乱が始まったユーロスター（パリロンドン高速鉄道）での混乱収拾で仏税関が規制を開始した。」18日、ブルームバーグは「①ペンス米副大統領夫妻のワクチン接種の様子がテレビ生中継された。バイデン次期米大統領夫妻、カマラ次期米副大統領夫妻は12月21日（月）ワクチン接種する。トランプ米大統領はワクチン接種と日程未定でツイートした。②スイスで新規に4,478人感染、延べ850万を超えた。1月22日までジム、劇場、博物館を閉鎖」と伝えた。（了）。

「喫茶クッキー店内風景」、額に収めてお届けしました（スケッチ＆コメント）

クリスマスには少し早いが「喫茶クッキー店内風景」１５Ｍサイズの絵を額に入れ、昨日ご自宅に届けることができほっとしている。

コロナの影響で同店は今年6月末に閉店したことは当欄でもご紹介した。同店にはほぼ毎日のように通っていた。
丁度一年前、耳下腺腫瘍手術を受け、入院前後は特にお世話になった。店のなじみ客ともほのぼのとした交流を続けていたので、正直、突然の閉店を知った後、長い間、心穏やかでない日が続いた。

閉店後ご主人は勤め先が幸い見つかり元気に通勤しておられると馴染み客の一人の近くのガソリンスタンドの店長から聞いた。先日、道でばったり出会った奥様は「バイト勤めを元気にこなしている」と話しておられた。

昨日、ころあいの額が見つかり、午後の7時過ぎにケースに収めた絵をご自宅に持参した。中学2年のご子息が出てこられ「父は帰りが遅くなります。母はそろそろ帰宅時間です。お店の絵ですね。ありがとうございます。」と話し、届けた絵を気持ちよく受け取ってもらうことができ今ほっとしている。（了）