ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NY市場、バイデン内閣が1兆ドルインフラ法案で超党派技位と合意を材料にダウ322ドル高、ナスダック、過去最高値更新、一方、日本の医療現場は五輪へ7,000人医療関係者派遣は

2021-06-25 15:02:31 | 経済学
とんでもないと反対とフランスF2(学校で教えてくれない経済学)

バイデン政権と超党派議員との間でインフラ投資を1兆ドル、法人税増税は法案に盛り込まないことで基本合意した。米政権は当初2兆ドル規模で提出した。さらなる成立遅延を避けたと24日フィナンシアルタイムズ(FT)電子版がトップで報じた。FT電子版は「天皇が東京オリンピックを大変懸念しておられると宮内庁長官が24日,表明した」と伝えた。
東京五輪関連では25日朝放送のフランスF2は「東京五輪開催が1月を切った。お祭り騒ぎ出来ない雰囲気が出てきている。特に医療関係者の懸念が高まっている。ある病院の院長は「7,000人以上の医師看護師を五輪へ提供するよう当局から要請されているがもっての外だ。都内の感染者は再び増加しており、今でも目いっぱいの状態だ。五輪へ派遣すれば国内の患者の命に係わる。」と話した」と伝えた。

24日、NY市場でダウは34,196ドル 、322ドル、0.95% 高、S&P500、4,266,0.58%高、ナスダック、14,369,0.69%高、過去最高値を更新して取引を終えた。1兆ドル予算で妥協成立が相場を支えたとロイター電子版が総括した。個別銘柄ではボーイング、250.57ドル、2.87%高、ダウを46ポイント押し上げ、キャタピラー、219.34ドル、2.60%高、ダウを36押し上げ、ゴールドマンサックス、368.75ドル、2.13%高、ダウを50押し上げた。ナスダックではテスラが679.82ドル、3.54%高、一時、600ドル割れのレベルから買い戻しの動きが目立っている。

恐怖指数VIXは15.97、2.14%減、米10年債利回り、1.499%、0.79%増と小幅の動きに収まっている。NY外為では1ドル=110.95円とドル堅調を持続、1ユーロ=132.31円、1英ポンド=154.41円で取引された。NY原油(WTI)はバレル73.52ドル、0.30%高、北海ブレント、同75.78ドル、0.21%高と先高感を持続した。NY金はオンス1,775.00ドル、0.1%安で動きなし。ビットコインは3万4,894ドルと買い戻しのうごきとロイター電は伝えた。

25日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCはフロリダの13階建てのマンションが深夜突然倒壊した。3人の死亡が確認された。詳細不明であるが少なくとも50人が住んでいたとみられる。原因は不明である。屋上で工事中との情報がある。」と伝えた。英BBC,
ドイツZDF,フランスF2も同ニュースを伝えていた。

フランスF2は「サラドリダス、キューバ首相はキューウバ国産ワクチンを承認したと発表した。中南米で自国ワクチン開発国は初めてである。国威高揚の狙いで輸出に力を入れている。」と伝えた。ドイツZDFは「メルケル首相は24日、在任最後の演説を行った。AfD(ドイツのための選択肢)は批判したがSPD,左派党、緑の党は敬意を表した。メルケル首相は通常通り議会審議中席を立ちEU首脳会談へ向かった。メルケル首相は今こそ欧州の団結が求められると演説した」と伝えた。(了)

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輸送機器メーカーS社の株主総会風景(スケッチ&コメント)

2021-06-25 08:26:08 | スケッチ


輸送機器メーカーS社の株主総会

画・江嵜 健一郎



24日10時から輸送機器メーカーS社の株主総会があり楽しみにして出かけた。当社との縁は語れば長い。当社前身の川西航空機がゼロ式戦闘機を生産していた。母校本庄小学校は道一つ隔てて会社と隣接していた。そのため米軍の空爆に巻き込まれた。

爆撃は小学1年の時だったが幸い縁故疎開中で難を逃れた。爆撃で3階建ての校舎は破壊され、小学3年の時に再建されるまで雨の日は傘を差して授業を受けたことを今もはっきり記憶している。

コロナを理由に、出来るだけお越し頂かないようにと事前に送付された総会案内には書かれていた。それなのに、どうして、わざわざ株主総会に出かけるのか。社長さんに直接、質問できる又とない機会だからである。この日も、枕言葉よろしく、80年近い前の出来事にひとこと触れた後、質問に入った。

最寄り駅から当社会場まで歩けば30分かかる。送迎バスのサービスは昨年から急遽廃止された。総会に極力来ないようにするためである。歩くか、一時間1本のバスを利用するか、タクシーに乗るかである。最寄り駅の阪急仁川駅前を9時30分発のバスに乗ることができた。

会場入り口で検温、消毒、マスク確認のあと座席番号が示され、係りの職員の案内で席に着いた。開始15分前だった。本当の株主か、それともさくらか不明だが、20人ほどが既に着席していた。

様子見て、二番目に手を挙げた。「一年前、コロナ発症の時と一年経った今、何が変わったのか。何が変っていないのか。現状どうなっているのか。先年100周年を迎えられたが、この先100年、どんな会社像を描いておられるのか。差支えない範囲でお教え願えればありがたい」と尋ねた。

社長さんは「当社の事業は受注が基本である。受注が無ければ全てがはじまらない。自分の意志ではどうにもならない面が強い。コロナの影響で例えば航空機部門の売り上げは今期30%以上減った。全てボーイングの受注停止による。ボーイングはコロナ以前に戻るにはあと2年かかると発表している。」と開口一番話した。

「当社は受注次第の事業である。しかし、受注では日々の動きは追わない。既存の事業も新規事業も今後の事業展開も常に「長期的に」対応することを会社経営の基本に置いている。」と社長さんは力を込めた。

コロナ発症直後だった1年前に質問したときは、どう手を打っていいか分からないせいもあってか、社長さんは心配顔だった。今回は違った。同じ人と思えぬさっぱりしたお顔が強く印象に残った。

最初に手を挙げた株主は工場跡地の簿価について質問した。筆者のあと、社長さんが「他に質問はありませんか」と促しても誰も手を挙げなかった。型どおり採決へ進み、10時からの総会が10時30分過ぎにあっさりお開きとなった。

「ボーイングの見解は、コロナ以前に戻るにはあと2年先だ。」という社長さんのことばを反芻するように家路についた。今回のコロナは生半可な料簡では乗り切れないということを改めて教えられた。

健康を失えば全てを失う。インドの変異株があばれているようだ。ワクチン接種も万能ではないという話もある。睡眠不足は免疫力を奪うと言われる。むつかしいことは分からない。十分な睡眠をとり、風邪を引かないことだけは最低注意してコロナを乗り切りたい。(了)

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