「7月の米雇用数が大方の85万増に対して94万3,000件増加、失業率が5.4% と昨年3月来最低、6月の5.9%から低下した。7月の平均受給が前月比0.4%増加したと6日、米労働省が発表した。」と6日のFT(フィナンシアルタイムズ)電子版トップで伝えた。FTは「米FRBは年内にテーパリング(債券購入数量の段階的削減)を始めると見られる。今後米金融当局がどのような段取りで「ガードレール」(量的金融緩和策)を外していくかがカギを握る」との専門家の見方を紹介した。6日、ロイター電は「米国内の雇用情勢の改善で幅広い業種で賃金引上げが進んでいる」と書いた。
6日、NYタイムズ電子版は「7月米雇用数が予想を上回って増加、失業率が予想以上に減少した。どこまで持続するか疑問だが専門家は今のモメンタム(勢い)は持続するとみている。」と書いた。6日のWSJ紙電子版は「デルタ株による感染が猛威を奮っている中で米経済回復のクッションとしての役割を果たすだろう。デルタ株感染拡大による旅行、ホテル、クルーズ、ショービズネスへのインパクトは少ないと専門家はみている。」と伝えた。
週末6日のNY市場はダウが35,298ドル、144ドル、0.41%高と7月26日以来となる過去最高値を更新して取引を終えた。S&P500、4,436,0.17%高、ナスダックは14,835、0.40%安で取引を終えた。個別銘柄ではダウではゴールドマンサックスが397.89ドル、3.54%高、1銘柄でダウを89ポイント押し上げた。JPモルガン、157.50ドル、2.84%高、ダウを28押し上げた。ナスダックではバンカメ、2.9%高と銀行株は上げたが、テスラ、2.17%安、ズームビデオ、3.82%安、アマゾン、0.92%安と相場の牽引者の銘柄が下げ、ナスダック指数を押し下げたと6日、ロイター電子版は伝えた。
6日までの東京オリンピックでのメダル数は米国98(金31、銀36、銅31)中国79(金36銀26、銅17)、ロシア62(金17銀23銅22)英58(金18銀20銅20)日本51(金24銀11銅16)だった。日本選手では女子の大活躍が特に目立った。女子ゴルフでは稲見萌寧選手が最終ラウンドでどこまでスコアを伸ばせるか楽しみだ。女子バスケットもフランスを破った。明日アメリカと金メダルを争う。一方、サッカー男子はメキシコ相手に完敗した。
日本関連のニュースでは6日、厚生労働省が2020年度の公的年金の収支で厚生年金、国民年金共に01年集計を始めて以来最高を記録したと発表した。今年4~6期も黒字で5期連続と発表した。外国株の運用益が貢献した。国内株は赤字だった。年金生活者にとって公的年金収支黒字は朗報である。日本では何故か年金収支黒字を小さく扱う。7月米雇用統計では7月の米平均給与は前月比0.4%増加した。日本ではコロナを理由に賃金を下げようとしている。米国ではインフレを心配すが日本ではデフレから脱却できない。東京五輪での女子の活躍が目立つが日本社会では男尊女卑が根強く残る。女性にも一層の自覚が求められるが覇気のない男性は退場し有能で将来性ある女性にコロナを機会に道を譲ってほしい。(了)
6日、NYタイムズ電子版は「7月米雇用数が予想を上回って増加、失業率が予想以上に減少した。どこまで持続するか疑問だが専門家は今のモメンタム(勢い)は持続するとみている。」と書いた。6日のWSJ紙電子版は「デルタ株による感染が猛威を奮っている中で米経済回復のクッションとしての役割を果たすだろう。デルタ株感染拡大による旅行、ホテル、クルーズ、ショービズネスへのインパクトは少ないと専門家はみている。」と伝えた。
週末6日のNY市場はダウが35,298ドル、144ドル、0.41%高と7月26日以来となる過去最高値を更新して取引を終えた。S&P500、4,436,0.17%高、ナスダックは14,835、0.40%安で取引を終えた。個別銘柄ではダウではゴールドマンサックスが397.89ドル、3.54%高、1銘柄でダウを89ポイント押し上げた。JPモルガン、157.50ドル、2.84%高、ダウを28押し上げた。ナスダックではバンカメ、2.9%高と銀行株は上げたが、テスラ、2.17%安、ズームビデオ、3.82%安、アマゾン、0.92%安と相場の牽引者の銘柄が下げ、ナスダック指数を押し下げたと6日、ロイター電子版は伝えた。
6日までの東京オリンピックでのメダル数は米国98(金31、銀36、銅31)中国79(金36銀26、銅17)、ロシア62(金17銀23銅22)英58(金18銀20銅20)日本51(金24銀11銅16)だった。日本選手では女子の大活躍が特に目立った。女子ゴルフでは稲見萌寧選手が最終ラウンドでどこまでスコアを伸ばせるか楽しみだ。女子バスケットもフランスを破った。明日アメリカと金メダルを争う。一方、サッカー男子はメキシコ相手に完敗した。
日本関連のニュースでは6日、厚生労働省が2020年度の公的年金の収支で厚生年金、国民年金共に01年集計を始めて以来最高を記録したと発表した。今年4~6期も黒字で5期連続と発表した。外国株の運用益が貢献した。国内株は赤字だった。年金生活者にとって公的年金収支黒字は朗報である。日本では何故か年金収支黒字を小さく扱う。7月米雇用統計では7月の米平均給与は前月比0.4%増加した。日本ではコロナを理由に賃金を下げようとしている。米国ではインフレを心配すが日本ではデフレから脱却できない。東京五輪での女子の活躍が目立つが日本社会では男尊女卑が根強く残る。女性にも一層の自覚が求められるが覇気のない男性は退場し有能で将来性ある女性にコロナを機会に道を譲ってほしい。(了)