1月25,26日開催される米FOMCで具体的に何が討議されるか気がかりか25日のNYダウははじめ810下げあと引けにかけてほぼ値を戻すも小幅安、S&P500、ナスダック揃って値下がりした。25日、ワシントンポスト(WP)電子版は「1月は投資家にとってNightmare(悪夢)。」と書いた。25日、IMFは2022年の世界の経済見通しを昨年10月出した4.9%増を4.4%増へ下方修正した。中国経済の減速、部品不足による生産減、オミクロン株感染拡大をリスク要因に挙げた。一方、25日夜放送のNHK/BS[ニュース解説]で「中国がとる「ゼロコロナ政策」が中国経済に予想以上の影響をもたらす。特に「時空伴隋者」規則では個人の行動がつぶさに監視されかつ公表される。市民レベルに息苦しさをもたらす。経済減速以上に懸念される。」と指摘していた。
25日、NY市場でダウは34,297ドル、66ドル、0.19%安、S&P500は4,356,53ポイント、1.22%安、ナスダックは13,539、315ポイント、2.28%安で取引を終えた。個別銘柄ではアメリカンエキスプレスが173.11ドル、8.69%高、1銘柄でダウを93ポイント押し上げた。一方、マイクロソフトが10~12月予想以下の決算で288.45ドル、ダウを1銘柄で51押し下げた。ナスダックでは今回のNY株下げを加速させたネットフリックスは366.42ドル、5.35%安と続落、テスラが918.40ドル、1.25%安、アマゾンが2,799.73ドル、3.15%安、グーグルが2,534.71ドル、2.79%安と主力株の値下がりがナスダック安をリードした。
恐怖指数VIXは31.07へ3.91%上昇、米10年債利回りは1.781%へ上げた。短期債の2年物、5年物の入札堅調でともに利回りが上昇した。NY外為市場では1ドル=113.88円、1ユーロ=128.69円、1英ポンド=153.79円で取引された。ユーロがウクライナ状勢混沌で下げた。NY原油は同じくウクライナ状勢の緊迫化を受けて反発、WTIがバレル85.18ドル、2.24%高、北海ブレントは同86.88ドル、1.70%高で終えた。日本でもNY原油高を反映してガソリン店頭価格がリッター170円を超えてきた。政府は石油元売り支援策としてガソリン高抑制を打ち出したが原油相場は国際環境を反映して動く。弥縫策には所詮限界があると見られる。NY金はオンス1,847.80ドル、0.24%高と安値水準ながら小じっかりだった。株急落で金利のつかない金にも一部資金が安全パイの一つとして流れていると25日、ロイター電は書いた。ビットコインは3万6,580ドル、0.20%安で取引された。
26日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDF,ドイツARDは共に「ドイツのシュルツ首相はマクロン仏大統領と会談、ウクライナ問題を独仏ウクライナ、ロシア4国による俗にいうノルマンディーフオーマットを再構築し戦争回避に向かう。ただし、ロシアがウクライナ侵攻なら対ロシア制裁強化を確認した。」と伝えた。ソ連崩壊後、プーチン大統領のウクライナ奪還の野心は消えていない。ドイツZDFは「25日、ドイツの新規コロナ感染者数は12万6,959人と過去最高、死者数214人と発表した。」と伝えた。日本の感染者数は25日6万人を超えた。他の諸外国の動きを見ると日本のワクチン接種の遅れが目立つ。(了)
25日、NY市場でダウは34,297ドル、66ドル、0.19%安、S&P500は4,356,53ポイント、1.22%安、ナスダックは13,539、315ポイント、2.28%安で取引を終えた。個別銘柄ではアメリカンエキスプレスが173.11ドル、8.69%高、1銘柄でダウを93ポイント押し上げた。一方、マイクロソフトが10~12月予想以下の決算で288.45ドル、ダウを1銘柄で51押し下げた。ナスダックでは今回のNY株下げを加速させたネットフリックスは366.42ドル、5.35%安と続落、テスラが918.40ドル、1.25%安、アマゾンが2,799.73ドル、3.15%安、グーグルが2,534.71ドル、2.79%安と主力株の値下がりがナスダック安をリードした。
恐怖指数VIXは31.07へ3.91%上昇、米10年債利回りは1.781%へ上げた。短期債の2年物、5年物の入札堅調でともに利回りが上昇した。NY外為市場では1ドル=113.88円、1ユーロ=128.69円、1英ポンド=153.79円で取引された。ユーロがウクライナ状勢混沌で下げた。NY原油は同じくウクライナ状勢の緊迫化を受けて反発、WTIがバレル85.18ドル、2.24%高、北海ブレントは同86.88ドル、1.70%高で終えた。日本でもNY原油高を反映してガソリン店頭価格がリッター170円を超えてきた。政府は石油元売り支援策としてガソリン高抑制を打ち出したが原油相場は国際環境を反映して動く。弥縫策には所詮限界があると見られる。NY金はオンス1,847.80ドル、0.24%高と安値水準ながら小じっかりだった。株急落で金利のつかない金にも一部資金が安全パイの一つとして流れていると25日、ロイター電は書いた。ビットコインは3万6,580ドル、0.20%安で取引された。
26日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDF,ドイツARDは共に「ドイツのシュルツ首相はマクロン仏大統領と会談、ウクライナ問題を独仏ウクライナ、ロシア4国による俗にいうノルマンディーフオーマットを再構築し戦争回避に向かう。ただし、ロシアがウクライナ侵攻なら対ロシア制裁強化を確認した。」と伝えた。ソ連崩壊後、プーチン大統領のウクライナ奪還の野心は消えていない。ドイツZDFは「25日、ドイツの新規コロナ感染者数は12万6,959人と過去最高、死者数214人と発表した。」と伝えた。日本の感染者数は25日6万人を超えた。他の諸外国の動きを見ると日本のワクチン接種の遅れが目立つ。(了)