ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米CPI(消費者物価指数)13日発表待ちでNY株様子見、 ハイテク株は下落、半導体巡り米中覇権争いで半導体企業株売り、一方、ラブロフ露外相、11月G20での米露首脳会談否定せず

2022-10-12 11:40:02 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「イングランド銀行のベイリー総裁は11日、ワシントンで開かれた国際金融協議会(IIF)で講演し「今週いっぱいは国債買い入れを継続する。しかし、「逆方向の対策を同時に行うことはいつまでも出来ない。」と述べた。英金融政策の混乱で英ポンドは一時、1ポンド=1.10ドルを割った。ベイリー総裁発言はNY市場にも動揺させNY株価は乱高下した。13日発表の米CPI(消費者物価指数)を市場は注目している。」と11日、ブルームバーグ電子版が伝えた。「IMFは11日、世界の2023年の経済見通しを7月時点の2.9%増を2.7%増へ下方修正した。ユーロ圏は同1.2%増を0.5%増へ、米国は2.3%増を1.6%増へ、中国は3.3%増を3.2%増へそれぞれ下方修正した。」と11日、ロイター電が伝えた。

12日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でシンガポールCNAは「①16日、中国共産党大会で習主席の3期目就任が決まる。中国の新規コロナ感染者数が1日当たり2,000件を突破、各地で検査強化などゼロコラナ政策堅持のため緊張状態にある。一部の省では全くコロナ感染者が出ていないにも関わらず都市封鎖されると動揺が見られる。②米中間の覇権争いの影響で半導体企業の時価総額が1日だけで5,400億ドル(78兆円)消失した。台湾のTSMC株は401.50ドル、8.23%安、UMO.35.40ドル、6.95%安、中国SMIC,15.76ドル、4.6%安など大幅値下がりした。米半導体メーカーは中国向け輸出に米商務省事前届け出が義務付けられた。③ロシアの対ウクライナ報復ミサイル攻撃が11日も続いた。ウクライナ南部のザポリ―ジアで12発撃ち込まれた。11日G7緊急オンライン会議でゼレンスキーウクライナ大統領は防空システムの供与を要請した。一方、ラブロフ露外相は11月のG20会合でプーチン露大統領とバイデン米大統領との会談の可能性に言及した。」と伝えた。

韓国KBSは「ロシアがウクライナ動員令発動後、ロシア人が乗ったヨットが韓国に入港する件数が増えている。観光目的としているが韓国が「中間帰着地」となる可能性があると指摘が出ている。入港理由がはっきりしないケースが多く許可されていない。」と伝えた。香港TVBは「人気の高い日本で10月11日からビザなし入国が始まった。72時間前のワクチン接種が義務付けられている。」と伝え「日本は円安で安く買える。入国手続きに1時間15分かかった。これで本物の鳥居が見られる。楽しみだ」と話す男性旅行客を映していた。

11日、NY市場でダウは29,239ドル、36ドル高、0.12%高、S&P500は3,588と23ポイント、0.65%安、ナスダックは10,426と115ポイント、1.10%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは33.63と3.64%上昇した。米10年債利回りは3.945%へ0.15%上昇した。NY外為市場では1ドル=145.79円、1ユーロ=141.68円、1英ポンド=160.24円で取引された。英ポンドがベイリーイングランド銀行総裁発言で売られた。NY原油(WTI)はバレル88.55ドル、2.62%安、北海ブレント、93.85ドル、2.43%安で取引された。NY金はオンス1,672.90ドル、0.04%安、ビットコインは1万9,037ドル、0.50%安で取引された。情報が日々氾濫している。曇りなき目で物事を判断しどう行動するかが日本人一人一人に問われている。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする