中国ゼロコロナ政策で今年の中秋節人出前年比38%減とシンガポールCNA(学校で教えてくれない経済学)
「9月の米雇用数が前月比26.3万人増と増加率が緩和した。しかし、失業率は3.5%へ前月の3.7%から低下した。人手不足に伴う賃金上昇によりインフレ拡大を抑えるため11月4~5日開催の米FOMCでの0.75%利上げ継続が避けられないと投資家は読み(bet),株を急いで売った。7日、NYダウは一時750ドル超値下がりした。S&P500,ナスダック共に下落した。②半導体市況の先行指標のメモリーチップの需要が数か月続けて下落している。③バイデン米大統領は「ウクライナ戦線でドローンによる核攻撃の可能性が高まった。核の脅威は1962年キューバ危機に匹敵する」と警告した。」と7日、WSJ紙電子版が伝えた。
7日、ブルームバーグ電子版は「①7日のNY市場は米FRBのタカ派が利上げボタンを押すと読み、株価が値下がりした。債券が売られ利回りが10週連続で上昇した。②英財政赤字急拡大懸念から英債券が再び売り圧力に晒されている。財政赤字の増加を抑えるため20万人規模の英政府職員が解雇される可能性が出て来た。③ノーベル平和賞をウクライナ、ロシア、べラルーシの反戦活動家、個人と団体が受賞した。④バイデン米大統領は中国の大型コンピューターや兵器生産へ向けられる怖れがある半導体技術の中国移転を抑制すると発表した。」と伝えた。7日のNYタイムズ電子版は「①米雇用数の伸び鈍化にも関らず、まだ強すぎるのか、7日のNY市場は積極的利上げ継続と見て、投資家は株を売却した。②バイデン米大統領は中国向けメモリー・チップ輸出規制を強化すると発表した。」と伝えた。
7日、NY市場でダウは29,296ドル、630ドル、2.11%安、S&P500は3,639と104ポイント、2.80%安、ナスダックは10,662と420ポイント、3.80%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは31.36と2.75%上昇した。米10年債利回りは3.888%と1.66%上昇した。NY外為市場で1ドル=145.38円、1ユーロ=141.55円、1英ポンド=161.22円で取引された。 ユーロ経済をけん引してきたドイツ経済の先行き不安からドイツ株が7営業日続落した。NY原油(WTI)はバレル93.20ドル、5.37%高、北海ブレント、同98.45ドル、4.28%高で取引された。WTIは一時バレル79ドル台まで下げていたがOPECプラスの世界石油需要の2%減産を11月から実施発表のあと相場は反発した。NY金はオンス1,701ドル、1.10%安、ビットコインは1万9,780ドル。1.20%安で取引を終えた。
8日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「英国でピーク時より低下していたコロナ感染が再拡大、インフルエンザ流行と重なる怖れが出て来た。」と伝えた。シンガポールCNAは「中国はゼロコロナ政策の影響で 中秋節の人出が38%昨年比減少した。中国人の財布のひもを引き締めた。中国経済に影響する。」と伝えた。韓国KBSは「8月の韓国の経常収支が悪化した。海外旅行増加も影響した。日本がビザなし入国を決めた。日本観光増加が見込まれる。7~9月のサムスン電子の売り上げが31.7%減少した。世界的な半導体需要不振が背景にある。」と伝えた。いつものことだが問題は日本がどう行動するかである。ひと昔前は年寄りが目を光らせて要所でカツをいれた。今はそれがないのが寂しい。(了)
「9月の米雇用数が前月比26.3万人増と増加率が緩和した。しかし、失業率は3.5%へ前月の3.7%から低下した。人手不足に伴う賃金上昇によりインフレ拡大を抑えるため11月4~5日開催の米FOMCでの0.75%利上げ継続が避けられないと投資家は読み(bet),株を急いで売った。7日、NYダウは一時750ドル超値下がりした。S&P500,ナスダック共に下落した。②半導体市況の先行指標のメモリーチップの需要が数か月続けて下落している。③バイデン米大統領は「ウクライナ戦線でドローンによる核攻撃の可能性が高まった。核の脅威は1962年キューバ危機に匹敵する」と警告した。」と7日、WSJ紙電子版が伝えた。
7日、ブルームバーグ電子版は「①7日のNY市場は米FRBのタカ派が利上げボタンを押すと読み、株価が値下がりした。債券が売られ利回りが10週連続で上昇した。②英財政赤字急拡大懸念から英債券が再び売り圧力に晒されている。財政赤字の増加を抑えるため20万人規模の英政府職員が解雇される可能性が出て来た。③ノーベル平和賞をウクライナ、ロシア、べラルーシの反戦活動家、個人と団体が受賞した。④バイデン米大統領は中国の大型コンピューターや兵器生産へ向けられる怖れがある半導体技術の中国移転を抑制すると発表した。」と伝えた。7日のNYタイムズ電子版は「①米雇用数の伸び鈍化にも関らず、まだ強すぎるのか、7日のNY市場は積極的利上げ継続と見て、投資家は株を売却した。②バイデン米大統領は中国向けメモリー・チップ輸出規制を強化すると発表した。」と伝えた。
7日、NY市場でダウは29,296ドル、630ドル、2.11%安、S&P500は3,639と104ポイント、2.80%安、ナスダックは10,662と420ポイント、3.80%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは31.36と2.75%上昇した。米10年債利回りは3.888%と1.66%上昇した。NY外為市場で1ドル=145.38円、1ユーロ=141.55円、1英ポンド=161.22円で取引された。 ユーロ経済をけん引してきたドイツ経済の先行き不安からドイツ株が7営業日続落した。NY原油(WTI)はバレル93.20ドル、5.37%高、北海ブレント、同98.45ドル、4.28%高で取引された。WTIは一時バレル79ドル台まで下げていたがOPECプラスの世界石油需要の2%減産を11月から実施発表のあと相場は反発した。NY金はオンス1,701ドル、1.10%安、ビットコインは1万9,780ドル。1.20%安で取引を終えた。
8日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「英国でピーク時より低下していたコロナ感染が再拡大、インフルエンザ流行と重なる怖れが出て来た。」と伝えた。シンガポールCNAは「中国はゼロコロナ政策の影響で 中秋節の人出が38%昨年比減少した。中国人の財布のひもを引き締めた。中国経済に影響する。」と伝えた。韓国KBSは「8月の韓国の経常収支が悪化した。海外旅行増加も影響した。日本がビザなし入国を決めた。日本観光増加が見込まれる。7~9月のサムスン電子の売り上げが31.7%減少した。世界的な半導体需要不振が背景にある。」と伝えた。いつものことだが問題は日本がどう行動するかである。ひと昔前は年寄りが目を光らせて要所でカツをいれた。今はそれがないのが寂しい。(了)