(学校で教えてくれない経済学)
「好調なスタートを切ったNY市場は、米債券利回り再上昇を受けて躓いた。メスター、クリーブランド連銀総裁は6日、「米FRBが利上げペースを緩める証拠は何もない。」と語った。市場は7日発表の9月米雇用統計待ちで株を売った。②英債券市場が再び動揺している。③タイの保育所で6日、少なくとも36人が死亡した。」と6日、WSJ紙電子版が伝えた。6日、FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は「ホワイトハウスはOPECプラスの原油減産に備蓄原油放出増加で原油供給を維持すると発表した。」と伝えた。6日のブルームバーグ電子版は野原義明記者のレポートで「日本の8月の現金保有高は前年同月比1.7%増加したがインフレ率1.7%で帳消しとなった。黒田日銀総裁が退任する来年4月まで現行のゼロ金利政策継続見込みから日米金利差拡大による円安が止まらない。それに伴い輸入インフレにより日本の賃金が上がらなければ日本の個人消費はさらに落ち込む。」と書いた。
6日、NY市場でダウは29,926ドル、346ドル、1.15%安、S&P500は3,744と38ポイント、1.02%安、ナスダックは11,073と75ポイント、0.68%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは30.52と6.90%上昇した。米10年債利回りは3.819%と1.61%上昇した。NY外為市場では1ドル=145.12円、0.38%高、1ユーロ=142.09円、0.53%安、1英ポンド=161.98円 1.06%安で取引きされた。エネルギー供給不足懸念によるユーロ圏景気減速がユーロ安、英金融市場の再度の動揺が英ポンド安の背景。NY原油(WTI)はバレル88.89ドル、1.32%高、北海ブレント、同94.84ドル、1.57%高と小幅続伸した。NY金はオンス1,721.40ドル、0.03%高とほぼ横ばい、ビットコインは2万47ドル、0.57%安で取引された。
7日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①トラス英首相は英国のエネルギー危機は北海油田とノルウエー産原油輸入があり今年の冬は乗り切れると確信しているとBBCのインタビューに答えた。②タイ北部の保育園で元警察官で園児の親が園に押し入り、刃物と銃で園児含め少なくとも38人が死亡した。容疑者は犯行の後自宅で妻と子供を殺害し自殺した。③ウクライナ南部のサポリージャでロシア軍による集合住宅へミサイルが着弾子供2人死亡、瓦礫の下に数人がとじこめられている。一方、ウクライナ軍による反転攻勢は継続している。④スコットランド、グラスゴーで大家が家賃を1,100ポンドへ一気に300ポンド引き上げを認めなければ来年3月までに出て行けと通告した。家主もエネルギー費用急騰諸経費上昇で家賃値上げなしに生き残れない時が来たと話した。」と伝えた。
ドイツZDFは「6日、チェコのプラハでロシア侵攻を念頭に、欧州政治共同体44国が集まった。EU27国とバルカン諸国、現在紛争中のアルメニア、アゼルバイジャンやセルビアも一堂に会した。ショルツ独首相は「44国の団結によりはじめて諸々の課題を解決できる。」と述べた。マクロン仏大統領は「近世で歴史的意味ある会合だ。未来が開けた。」と述べた。」と伝えた。いつものことながら日本はどう行動するかである。氾濫する情報の狭間で日本人一人一人が自分の問題として捉え物事に対峙することが求められている時代はない。(了)
「好調なスタートを切ったNY市場は、米債券利回り再上昇を受けて躓いた。メスター、クリーブランド連銀総裁は6日、「米FRBが利上げペースを緩める証拠は何もない。」と語った。市場は7日発表の9月米雇用統計待ちで株を売った。②英債券市場が再び動揺している。③タイの保育所で6日、少なくとも36人が死亡した。」と6日、WSJ紙電子版が伝えた。6日、FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は「ホワイトハウスはOPECプラスの原油減産に備蓄原油放出増加で原油供給を維持すると発表した。」と伝えた。6日のブルームバーグ電子版は野原義明記者のレポートで「日本の8月の現金保有高は前年同月比1.7%増加したがインフレ率1.7%で帳消しとなった。黒田日銀総裁が退任する来年4月まで現行のゼロ金利政策継続見込みから日米金利差拡大による円安が止まらない。それに伴い輸入インフレにより日本の賃金が上がらなければ日本の個人消費はさらに落ち込む。」と書いた。
6日、NY市場でダウは29,926ドル、346ドル、1.15%安、S&P500は3,744と38ポイント、1.02%安、ナスダックは11,073と75ポイント、0.68%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは30.52と6.90%上昇した。米10年債利回りは3.819%と1.61%上昇した。NY外為市場では1ドル=145.12円、0.38%高、1ユーロ=142.09円、0.53%安、1英ポンド=161.98円 1.06%安で取引きされた。エネルギー供給不足懸念によるユーロ圏景気減速がユーロ安、英金融市場の再度の動揺が英ポンド安の背景。NY原油(WTI)はバレル88.89ドル、1.32%高、北海ブレント、同94.84ドル、1.57%高と小幅続伸した。NY金はオンス1,721.40ドル、0.03%高とほぼ横ばい、ビットコインは2万47ドル、0.57%安で取引された。
7日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①トラス英首相は英国のエネルギー危機は北海油田とノルウエー産原油輸入があり今年の冬は乗り切れると確信しているとBBCのインタビューに答えた。②タイ北部の保育園で元警察官で園児の親が園に押し入り、刃物と銃で園児含め少なくとも38人が死亡した。容疑者は犯行の後自宅で妻と子供を殺害し自殺した。③ウクライナ南部のサポリージャでロシア軍による集合住宅へミサイルが着弾子供2人死亡、瓦礫の下に数人がとじこめられている。一方、ウクライナ軍による反転攻勢は継続している。④スコットランド、グラスゴーで大家が家賃を1,100ポンドへ一気に300ポンド引き上げを認めなければ来年3月までに出て行けと通告した。家主もエネルギー費用急騰諸経費上昇で家賃値上げなしに生き残れない時が来たと話した。」と伝えた。
ドイツZDFは「6日、チェコのプラハでロシア侵攻を念頭に、欧州政治共同体44国が集まった。EU27国とバルカン諸国、現在紛争中のアルメニア、アゼルバイジャンやセルビアも一堂に会した。ショルツ独首相は「44国の団結によりはじめて諸々の課題を解決できる。」と述べた。マクロン仏大統領は「近世で歴史的意味ある会合だ。未来が開けた。」と述べた。」と伝えた。いつものことながら日本はどう行動するかである。氾濫する情報の狭間で日本人一人一人が自分の問題として捉え物事に対峙することが求められている時代はない。(了)