治療にはアイデアが必要だと感じています。
これは患者さんにも必要なことで、理屈のわからない治療をされるよりも、理屈も知りたいはずです。
① 自分の症状は何が原因なのか
② それはどうすればいいのか
③ そこに鍼をするの意味は何なのか
患者さんは、常にそのことを考えているはずです。
それを、何も考えずに、「エイ、ヤー、トー」と治療をされたのでは面白くありません。
ですよね。
現在中西圭介先生が執筆している『筋腱鍼は効く』には、そのことが分かり易く書かれています。
彼が中学・高校の体育の教員免許も持っているので、そのことが習慣的になっているからだと思います。
本の流れは、分かっている事柄から物事を正しく割り出し、結論が出されています。
これだと患者さんでも理解できると思うので、なかなかいいのではないかと考えています。
では、論理的でないとはどういうことかと言うと、
① 断片的で前後の繋がりがない
② 解説に順序がない
③ 結論がどこからきたかわからない
と、いうことになると思います。
治療法にもこういうのがたくさんあります。
このようなテクニックは、再現性がありません。
「この人は治ったけど、この人は治らなかった」となるわけです。
生きてる人間ですので、瞬間瞬間変化しているわけで、100%というわけにはいかないのですが、我々はできるだけ100%に近づくように努力しています。
その「瞬間」を捉えたのが『筋腱鍼は効く』ではないかと思います。
この本の出版後は、「回旋鍼」とか「昭和の鍼灸師」など次々と準備されているので、ご期待ください。
えっ!期待しない?
そんな事は言わないで期待してくださいよー。
速効的な治療法のできる人が増えれば、元気な人が増えて社会が明るくなるのですから‥‥。
ね! (^o^)
金井謙治先生の『七星論ってなに?』はボチボチ売れています。
もうすぐ中西奎介先生の『筋腱鍼は効く』も発売されます。
その次には『回旋鍼』を予定しています。
七星論で出版されたい方を募っています。
・査穴
・一穴鍼法
・七星美容鍼灸
その他いろいろあります。
ご希望の方は当方にお知らせください。
出版に関しての詳細は11月26日の臨床実践塾でお話します。
06-6765-7622(木、金、土の10:00~19:00)
メール:shinjo36アットメークsunny.ocn.ne.jp