これは大切...
中西奎介先生の『筋腱鍼』(易の応用と筋腱鍼)を校正しているのですが、おもしろいです。
面白いと言うよりは、興味深いです。
たとえば、その本には「脊柱管狭窄症」の症例があるのですが、脊柱管狭窄症は、実は「筋腱鍼」が関わっているのです。
筋腱鍼は簡単なように見えますが、使うほどに発見があります。
七星鍼法の多くがそうですが、
① このツボだけで
② この刺鍼法だけで
なんていうものは少ないです。
それは、病に応じて体に出る反応が違うからです。
誰にでも同じ方法で効果があるなら、薬局で売られている薬だけで治せるはずで、鍼灸なんていらんでしょう。
だから鍼灸が必要と思うのです。
絶対とは言いませんが、そのほうがいいと考えるのです。
鍼灸は、易を基に組み立てられています。
ですから、病気の原因は「内因」「外因」「不内外因」に分けて、病因を探っていきます。
つまり、内因(喜、怒、思、悲、憂、恐、驚 )外因(環境的な因子にもとづくもの )(不内外因)(不規則な食事、過労、運動不足、外傷 )と分類します。
それらが重なって発病する場合もありますので、慎重に病因を探ります。
「易」とは自然界の流れを考えて作られたものなので、自然界の流れを考えると、病因も見つけやすくなるわけです。
それから、人体の臓腑を考え、陰陽を考えてツボを決めて治療に当たるわけですね。
筋腱鍼を読む前に金井謙治先生の『七星論ってなに?』を読んだほうが分かりやすいです。
金井謙治先生の『七星論ってなに?』はボチボチ売れています。
もうすぐ中西奎介先生の『筋腱鍼は効く』も発売されます。
その次には『回旋鍼』を予定しています。
七星論で出版されたい方を募っています。
・査穴
・一穴鍼法
・七星美容鍼灸
その他いろいろあります。
ご希望の方は当方にお知らせください。
出版に関しての詳細は11月26日の臨床実践塾でお話します。
06-6765-7622(木、金、土の10:00~19:00)
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