写真の手の辺りにパテックスを貼っていました
日本腰痛学会が分類した「代表的な腰痛の種類」は、以下のようになっています。
1.腰椎椎間板ヘルニア
2.腰部脊柱管狭窄症
3.骨粗鬆症と圧迫骨折
4.ぎっくり腰(急性腰痛)
5.脊椎の周囲から来る腰痛(筋肉・内臓など)
6.脊椎側弯症・後弯症
また他のサイトでは、原因を特定できる腰痛は、「腰椎圧迫骨折」「脊柱管狭窄症」「腰椎椎間板ヘルニア」「坐骨神経痛」です。
原因を特定しづらい腰痛には「筋性腰痛」「椎間板性腰痛」「椎間関節性腰痛」「仙腸関節性腰痛」などがあり、腰痛の全体の85%がこれに当たると言われます。
原因を特定しづらい腰痛には「筋性腰痛」「椎間板性腰痛」「椎間関節性腰痛」「仙腸関節性腰痛」などがあり、腰痛の全体の85%がこれに当たると言われます。
先日急患で来院した方も、「筋性腰痛」に含まれているように思いますが、筋性腰痛はその名の通り筋肉の使いすぎが原因と考えらると考えられています。
しかし、七星論ではそうは考えません。
手技療法だと、痛みのある場所をピンポイントでほぐすことでその場は改善します。
しかし、それはいくらやってもすぐに戻ります。
椎間関節性腰痛は、背中を仰け反った時に椎間関節がぶつかることで痛みが生じます。
腹筋の弱い方は、反り腰になりやすいため注意してください。
男性より女性に発症しやすく、マッサージをしても改善しないのが特徴です。
腹筋の弱い方は、反り腰になりやすいため注意してください。
男性より女性に発症しやすく、マッサージをしても改善しないのが特徴です。
仙腸関節性腰痛というのもあり、腰ではなくお尻の近くにある仙骨の付け根の部分に痛みが生じます。
「産後の女性に多い腰痛」と言われる事が多いようですが、一概にそうも言えません。
「産後の女性に多い腰痛」と言われる事が多いようですが、一概にそうも言えません。
それらに対する家庭療法としては以下のような手法があるようです。
- 仰向けに寝た状態で、太ももの裏を持ち、膝をお腹に近づける
- 限界まできたら、膝をできるだけ真っ直ぐ伸ばす
- そのまま20秒キープ
- 反対の足も同様に実施
ここでは、腰痛のタイプ別の筋トレを紹介すると、
① 前屈すると痛みが出るタイプは、上記で紹介した「椎間板性腰痛」。
② 仰け反ると痛みが出るタイプは「椎間関節性腰痛」の方。
どちらも腰に痛みが出ない範囲で筋トレ行うようにしてください。
① 前屈すると痛みが出るタイプは、上記で紹介した「椎間板性腰痛」。
② 仰け反ると痛みが出るタイプは「椎間関節性腰痛」の方。
どちらも腰に痛みが出ない範囲で筋トレ行うようにしてください。
前屈すると痛みが出る
- 仰向けになって、両手は体の横に伸ばした状態で膝を曲げる
- 首から膝まで一直線になるように、お尻を持ち上げる
- そのまま20秒キープ
仰け反ると痛みが出る
- 膝を立てた状態で仰向きになり、息をゆっくり深く吸いながらお腹を膨らませる
- お腹が膨らみきったら、息をゆっくり吐きながら、お腹をへこませる
- 5~10回繰り返す
で、こちらの患者さんは、前屈、後屈は関係なく痛いようでした。
上の写真を見て欲しいのですが、この方が訴えているのは「左の腰痛」です。
しかし、診ると、脊椎は右側に少し歪んでいました。
こんな場合に、左の腰を解すと症状を悪化させてしまいます。
それは持論の「経筋腱収縮牽引収縮の原理」で考えるとわかると思います。
つまり、脊椎が右に歪んでいたら、右側を解すべきなのです。
なのに「左側を解す」と、さらに右側に歪んでしまうので痛みが強くなるからです。
だから、右側を解すべきなのです。
と言うことで、この方の場合は肝臓が関わっていましたので、巨鍼も使いました。
巨鍼を使う方が早く治せるからです。