米FRBは17,18日開催のFOMCで政策金利を0.5%下げ年4.75~5.0%とすることを決めた。FRBは2022年3月に利上げを開始、合計11回利上げした。1年間5.25%~5.5%に据え置いていた。2年半ぶりに「引き締め」から「緩和」に切り替えた。「参加者19人中11人が年内あと2回都合0.5%下げを支持した。ボウマンFRB理事は0.25%下げを主張した。」と18日、ブルームバーグ電子版が伝えた。18日、ワシントンポスト紙電子版は「米FRBは「物価上昇」より「弱くなりつつある労働市場」対策に焦点を当てた。」と伝えた。18日、NY株は3主要指数ともに利益確定売りで小幅に値下がりした。NY外為市場は小幅にドル高・円安に進んだ。18日、ロイター電子版は「レバノンでヒズボラ戦闘員のポケットベルが前日に続き爆発、少なくとも14人が死亡、450人以上が負傷した。」と伝えた。
18日、観光庁は「8月の訪日外国人数は293 万3、000人(前年同月比36%増)と8月としては最高を記録した。台風の影響で300万人は割った。中国が74万5,800人、昨年のほぼ2倍。1位を占めた。2位は韓国の61万2,100人、3位台湾56万4,300人、4位香港が24万6,600人。米国から17万6,600人、前年同月比25.8%増加した。」とNHKニュースで伝えた。
18日、NY市場でダウは41,503ドル、103ドル、0.25%安、S&P500は5,618と16ポイント、0.29%安、ナスダックは17,573と54ポイント、0.31%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは18.23と3.52%上昇。米10年債利回りは3.718%と2.05%上昇。NY外為市場で1ドル=142.28円、0.10%安、1ユーロ=158.20円、0.06%安。1英ポンド=187.99円、0.27%%高。NY原油(WTI)はバレル69.17ドル、1.13%安、北海ブレントは同72.95ドル、1.02%安。NY金はオンス2,583.80ドル、0.33%安。ビットコインは6万259ドルと0.05%安で取引された。
19日、朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]で英BBCは「①レバノン南部でヒズボラのポケットベルタイプの通信機器が再び爆発、子供2人を含め14人が死亡、450以上が怪我をした。②ウクライナはロシア軍の武器格納庫を無人機で破壊した。プーチン露大統領のコメントは出ていない。③国連で18日、イスラエルが1年以内にパレスチナ占領終結を議決した。」と伝えた。シンガポールCNAは「中国経済は不動産不況で地方財政の80%を依存していることから回復のめどが立っていない。」と伝えた。ドイツZDFは「ドイツはEV車のバッテリー用のリチウムを100%中年間5万トン、EV車50万台分を自国内で供給できる工場を2年以内に確保する工場建設が1億4,000万ユーロの政府支援で始まった。」と伝えた。フランス2は「米オハイオ州の人口6万の小さな街スプリングフィールドがハリス・トランプテレビ討論で住民が犬猫を食べるとトランプ氏が発言、否定しないことから市内に放火事件まで発展している。フエイクニュースで拡大した。」と伝えた。韓国KBSは「米FRBは政策金利の0.50%引き下げを18日開催のFOMCで決めた。米国のインフレは鈍化した。今回の大幅利下げは、伸びが鈍化した米労働市場を回復させる狙いが大きい。」と伝えた。
米FRBの0.50%利下げした。NY外為市場で米経済軟着陸期待からドルが買われた。19日東京株式市場では買い戻しが進み前場で2.5%近く値上がりした。日本株反発は明るい話題である。日本ではお金は汚いとの受け止め方が根強い。お金は汚くない。使う人が汚いに過ぎない。日本でも物価高でお金の値打ちがどんどん目減りして来ている。学校でも家庭でもお金を明るい話題とする世の中に若者が率先して日本を変えて行って欲しい。(了)