「25日NY株は4連騰のあと高値警戒感から利益確定売りが出て値下がりした。週末に新規失業保険申請件数、米GDP4~6期確定値、8月米消費者価格指数(CPE)発表、パウエルFRB議長講演を控えている。米新規住宅販売件数は前年比4.7%減少した。」と25日、ロイター電子版が伝えた。25日、NYタイムズ電子版は「①米仏はイスラエルとヒズボラに暫定停戦案作成を始めた、②米下院は政府関係機関閉鎖回避のため12月20日までの暫定予算法案を可決した。」と伝えた。ワシントンポスト電子版は「トランプ前大統領は暗殺未遂事件と同じ会場で再び集会を開くと発表した。」と伝えた。
25日、NY市場でダウは41,914ドル、293ドル、0.70%安、S&P500は5,722と10ポイント、0.19%安、ナスダックは18,082と7ポイント、0.04%安で取引を終えた。個別銘柄では2試薬で期待外れの結果発表のあと312.86ドル、5.46%安、1銘柄でダウを118ポイント押し下げた。恐怖指数(VIX)は 15.41と0.13%上昇。米10年債利回りは3.786%と0.03%上昇。NY外為市場で1ドル=144.66円、1.45%高、1ユーロ=161.16円、1.15%高、1英ポンド=192.71円。1.76%高。日本の金融当局に当面追加利上げ意向なしと市場は読み、対主要通貨で円安が進んだ。NY原油(WTI)はバレル69.60ドル、0.13%安、北海ブレンントは同73.11ドル、1.83%安。NY金はオンス2,682.90ドル、0.07%安。ビットコインは6万3,074ドル、1.83%安で取引された。
26日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「イスラエルがレバノンを空爆した。バイデン米大統領はイスラエルに一時停戦を要請した。ヒズボラはテルアビブにミサイル攻撃したが撃ち落された。スターマー英首相は停戦を国連総会で求めた。レバノン滞在のイギリス人に帰国命令を出した。戦争は始まったばかりである。」と伝えた。ドイツZDFは「①3つの州選挙全てで「緑の党」は敗北した。共同党首2人は引責辞任を22日表明した。連立与党に影響を回避する。②ゼレンスキー大統領が独首相とNYで会談した。一方、プーチン露大統領は「西側の攻撃にはロシアは核で防御する」と25日述べた。③VWは25日、労働組合幹部と会談した。物別れに終わった。VWは創設以来初めて工場閉鎖を8月発表した。12万人の雇用を保証した協定を破棄した。組合はストに突入する。日程は発表されていない。ドイツ経済全体に影響が出る。」と伝えた。フランス2は「①マクロン仏大統領は25日、国連総会で演説、イスラエルに一時停戦を呼び掛けた。②立て続けに起こったフランス国内の川の氾濫、洪水被害に十分な対応が出来ていなかった。」と伝えた。
シンガポールCNAは「①中国は25日、訓練用の模擬爆弾を搭載した大陸間弾道弾ミサイル(ICBM)を太平洋に向けて発射したと発表した。公表は初めて。中国は核兵器開発を積極化している。現在核弾頭を500発保有している。2030年に倍増する。日本政府は25日,海上自衛隊護衛艦が台湾海峡をはじめて通過した。」と伝えた。自民党総裁選戦が27日投開票され国のリーダーが事実上決まる。ところが日本国民の顔も声も聞こえて来ない。(了)