(学校で教えてくれない経済学)
「米8月個人消費価格CPEは前年同月比2.2%増(7月:2.5%増)、前期比0.1%増(7月:0.2%増)、食料、エネルギーを除いた「コア指数」は前年同月比2.7%増(7月:2.6%増)、前月比0.1%増(7月:0.2%増)、個人消費は前月比0.2%増(7月:0.5%増)と概ね鈍化した。CPEの前年同月比2.2%増は4年半ぶりの低水準である。米債券が買われ利回りが低下した。NY外為市場で自民党総裁選で高市氏優勢と伝えられ東京市場で一時1ドル=146円台までドル円相場は上げたが石破氏が決戦投票で勝利したあとNY市場では一転、ドル売り・円買いへ流れが変わり1ドル=142円前半まで急落した。」と27日、ロイター電子版が伝えた。
27日、NY市場でダウは42,313,137ドル、0.33%高。S&P500は5,738と7ポイント、0.13%安、ナスダックは18,119と70ポイント、0.39%安。恐怖指数(VIX)は16.96と10.34%上昇。米10年債券利回りは3.757%と1.01%低下。NY外為市場で1ドル=142.21円、1.75%安。1ユーロ=158.72円、1.92%安。1英ポンド=190.18円 、2.08%安。対主要通貨で円高へ進んだ。NY原油(WTI)はバレル68.62ドル、1.40%高。北海ブレントは同71.95ドル、1.21%高。NY金はオンス2,681.50ドル、0.50%安。ビットコインは6万5,859ドル、1.05%高で取引された。
28日朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]で英BBCは「ネタニエフ首相が27日、イスラエルはヒズボラ攻撃を停止しないと演説した。国連ビル前はネタニエフ退陣要求、米国のイスラエル支援停止を求めるデモに囲まれた。ネタニエフは演説の直後ホテルの一室から電話、ヒズボラ本部がミサイル攻撃された。ヒズボラ指導者のナスララ師を狙ったがイラン系放送局はナスララ師は生存していると報じた。」と伝えた。ドイツZDFは「①イスラエルは26日、民間住宅ビルの地下にあるヒズボラ司令部をミサイル攻撃した。多数の民間人が死傷した。②脱原発政策が継続されている。ドイツ西半分を北から南にかけて風力発電送電線工事が進められている。送電線は地下ケーブルのためコストは2~3倍に上ると異論もある。」と伝えた。フランス2は「ネタニエフ首相の国連演説の数分後にヒズボラ本部がイスラエルの激しいミサイル攻撃に遭った。ネタニヤフ首相は演説後即帰国した。」と伝えた。
シンガポールCNAは「自民党総裁選が27日行われた。高市氏が敗れ石破氏が勝利、10月1日に新首相になる。韓国、台湾は石破新総裁を歓迎した。中国報道官は27日「日本は中国の政策を正しく理解するよう」求めた。」と伝えた。韓国KBSは「北朝鮮からのゴミ風船が5,500個を超えた。北朝鮮は風船の着地を詳細に分析している。大統領府の広場にも落下した。自動車の窓ガラスが割れた。山火事も起こった。韓国政府は風船爆弾を懸念している。」と伝えた。「人の行く裏に道あり花の山。いずれを行くも散らぬ間に行け」と千利休は名言を残した。「人の行く裏に道あり花の山」という相場の格言もある。情報が日々氾濫している。一人でも多くの日本の若者が日々研鑽し地道に自分を鍛える人に育って欲しい。(了)