チューリップが咲いた
江嵜企画代表・Ken
♪咲いた、咲いた、チュ―リップの花が、並んだ、並んだ、
赤、白、黄色、どの花見ても、きれいだな♪
春の花と言えば日本では桜である。ところが、春を代表する花の一つとしてチューリップは外せないという人は結構多い。
前々から一度チューリップの花を描きたいと思っていた。
昨年秋、球根を買い、震災のあとの更地に植えたチューリップが一斉に咲き始めたところをスケッチした。
チユ―リップの花に交じって、スズランの花がふた株見える。
鳥さんの落しものか、それとも風が種を運んで来たのか。
私も仲間に入れてと、言わんばかりに咲いていた。
フリー百科事典「ウイキぺディア」によると、イランからパミール高原、ヒンドゥク―シュ山脈カザフスタンのステップ地帯が原産、日本には江戸時代に伝播したが普及せず、大正になって新潟で本格的に栽培されるようになったと出ていた。
17世紀初頭、オランダで取引されたチューリップの球根が投機対象とされ、1637年、球根の暴落によりチューリップ・バブルが崩壊したことでも歴史に名をとどめている。
オランダの民話が「ウイキぺディア」に紹介されていた。
ある美しい少女に3人の騎士が求婚した。一人は黄色の王冠、もう一人は剣、最後の一人は財宝をもって愛をささやいた。誰とも選べぬ少女は、聖霊に願って自分を花に変えてもらった。王冠は花、剣は葉、財宝は球根になった。花の姿に変えられた少女の名から、その花はチューリップと名付けられた。
花言葉を調べた。色によって違う。赤は愛の告白、白は新しい恋、黄色は名声、正直、実らない恋などと出ていた。他の色の花もなぜか恋にまつわる花言葉が多い。(了)