鑑賞用とうがらし
江嵜企画代表・Ken
何か心惹かれる花はないかなとついふらふらと神戸三宮の
フラワーショップ「潤に出かけた。動機が不純なせいなのか
なかなか心ときめかせてくれる花にお目にかかれない。
せっかく神戸まで出て来た。このまま帰るの?と声を
かけてくれた花?があった。それは花ではない。
店のお姉さんに名前はと聞いたら鑑賞用とうがらしと
返事があった。
元々習作のつもりで始めた花のスケッチである。一度
挑戦してみようと思い自宅でスケッチした。
ヤフーのブログで調べた。メキシコ原産の一年草と出ていた。
一年草ということは実を結んで枯れておしまいである。
剪定してそれが終わったら枝を切り落し、そのままでも
地植えでももう一度ぐらい花は咲くでしょうと書いてあった。
今は実習生である。花は描けるがとうがらしの実は
描けないでは許されない。出来ぶりはさておき、せっかく
声をかけて呼びとめてくれたとうがらしさんのためにも
真面目に仕上げたつもりである。(了)