森のコンサート風景
江嵜企画代表・Ken
カレッジ芦屋(ヨーロッパ歴史教室)の仲間のI婦人の別荘で第3回森のコンサート、アルゼンチン・タンゴ演奏とダンスの会が祝日の2月11日に開かれ楽しみにして出かけた。
JR福知山線新三田駅改札で12時過ぎに歴史教室クラスの仲間と待ち合わせ、Iさんの友人のマイカーで所要25分で目的地に着いた。
演奏会は別荘のコテッジに隣接したチャペルで行われた。スケッチ右端の家具とおぼしき代物は、Iさんお気に入りのオルガンで、100年物だという。修理しないと演奏出来ないとIさんが話していた。
アルゼンチン・ダンゴのダンサーは亮&葉月(Ryo&Hazuki)のコンビである。音楽はタンゴ演奏グループ、「アストロリコ」からバイオリン麻場利華、ピアノ平花長衣、バンドネオン門奈が演奏した。
亮&葉月ペアは、日本人同士のご夫婦として初の快挙である2005年第3回タンゴダンス世界選手権ステージ部門準優勝された折り紙つきの有数のダンサー。アストロリコは98年6月、NHK「スタジオパークからこんにちは」出場の経験の持ち主でもある。日本全国で演奏活動を続けている。
演奏はアルゼンチン・タンゴ、エルチュクロ(El Choclo)に始まりリベルタンゴ(Libertango)まで全13曲、一曲目は演奏のみ、二曲目にそれぞれダンスが入った。ダンスはアンコールのザ・クンパルシータ都合7回あった。生まれて初めてかぶりつきで見るトッププロのスピード感あふれるダンスは迫力満点だった。
演奏のあと、場所をコテッジに移し、5名のアーチスト、主催者のI 婦人入れて総勢30名、和気あいあいのパ―テイ―を楽しんだ。
Iさんご自身タンゴダンスの達人である。 Iさんによればアルゼンチン・タンゴは曲の構成が①情熱で始まり、②誘惑、③嫉妬、最後は④裏切りで一瞬の内に幕となると解説した。
アルゼンチン・タンゴは、Iさんによれば、もともとアルゼンチンの場末の港湾労働者の間で始まった。ウルガイ、チリ―でもタンゴダンスは盛んだそうだ。
チケット代は2000円である。おいといないIさんだからこそ出来る。アーチスト5人に払う費用は聞かなかったがおそらくウン十万であろう。貴重な体験をさせていただいたIさんに感謝する次第である。(了)