シ―マ二ア
江嵜企画代表・Ken
相楽園へ出かけたついでに三宮まで足を延ばし例のフラワーショップ
「潤」に立ち寄った。相変わらずの人気店で入れ替わり立ち替わり客
が出入りしていた。先日店番のお嬢さんに手渡したコスモスのスケ
ッチが番台傍の柱に新しく貼ってあった。
店のたたきに箱一杯に詰められた鉢植えの花の塊に目が止まった。なぜ
か右から二番目の花がこちらを見てしきりに手を振っているような気が
した。店で名前を聞いたらシ―マ二アと教えてくれた。家に持ち帰り
スケッチして日本画の流儀で仕上げた。
背丈はせいぜい15センチである。表は濃いオレンジ色、中が黄色で長さ
2センチ強の筒状の花がびっしりついている。原産地はペルー、ボリビ
ア、耐寒温度は8℃、冬は室内、日当たりのいいところを好む。15℃
程度の温度を保てばつぼみが次々開花して2月ごろまで楽しめると
出ていた。
花言葉をヤフーのブログで調べたらコミニュニケ―ションと出ていた。
なぜシ―マ二アの花言葉がコミニュニケ―ションなのか興味がある。
確かに一目見て温もりを感じさせてくれる花である。傍にじっと
置いておきたい気持ちにさせてくれる。だからこの花の花言葉が
コミニュニケ―ションになったのではないかと勝手に想像している
次第である。(了)