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前も後ろもパテックス(と言うのかな?)です。
先週、写真のように前も後ろもパテックスを貼って来られた方がいました。
「どうされたんですか?」と聞くと、
「なんか肩がおかしいなーと思っていたら、どんどん痛くなって、だんだん動かせなくなってきたのです」と言います。
こういうのはピッと鍼では無理ですので、巨鍼を使って治療しました。
治療後は、肩をグルグル回しながら、
「9割ぐらい治まりました。ありがとうございます」なんて言いながら帰られました。
肩関節の痛みには、いくつかの原因や病気が考えられます。以下は主な例と、それぞれの治療法です。
1. 五十肩(肩関節周囲炎)
症状:
・肩の痛み、可動域の制限(特に腕を上げたり後ろに回す動作が困難)
・痛みが徐々に強くなり、夜間痛がみられることもある
・肩の痛み、可動域の制限(特に腕を上げたり後ろに回す動作が困難)
・痛みが徐々に強くなり、夜間痛がみられることもある
治療法:
- 保存療法:安静、温熱療法、ストレッチ、リハビリ
- 薬物療法:消炎鎮痛薬(NSAIDs)
- 注射療法:ステロイド注射
- 鍼灸治療:痛みの緩和、血行促進、筋肉の緊張緩和
2. 腱板損傷(腱板断裂)
症状:
・腕を上げるときの痛み、力が入らない
・夜間痛が強い場合がある
・腕を上げるときの痛み、力が入らない
・夜間痛が強い場合がある
治療法:
- 保存療法:リハビリ、ストレッチ、筋力強化
- 薬物療法:鎮痛薬
- 注射療法:ステロイド注射
- 手術:重症例は関節鏡視下手術で腱板を修復
- 鍼灸治療:痛みの緩和、炎症の軽減
3. 肩関節脱臼・亜脱臼
症状:
・強い痛み、可動域の制限
・肩の変形、腕が動かせない
・強い痛み、可動域の制限
・肩の変形、腕が動かせない
治療法:
- 整復:専門医による整復操作
- 固定:スリングなどで固定し、安静にする
- リハビリ:筋力強化と可動域の回復
- 鍼灸治療:痛みの軽減、筋肉の緊張緩和
4. 肩インピンジメント症候群
症状:
・腕を上げる動作での痛み
・夜間痛、肩の奥の鈍痛
・腕を上げる動作での痛み
・夜間痛、肩の奥の鈍痛
治療法:
- 保存療法:姿勢改善、ストレッチ、リハビリ
- 薬物療法:消炎鎮痛薬
- 注射療法:ステロイド注射
- 鍼灸治療:痛みの緩和、姿勢の調整
5. 石灰沈着性腱板炎
症状:
・急激な激痛、腕を動かせないほどの痛み
・腫れ、熱感を伴う場合がある
・急激な激痛、腕を動かせないほどの痛み
・腫れ、熱感を伴う場合がある
治療法:
- 保存療法:安静、冷却、消炎鎮痛薬
- 注射療法:ステロイド注射
- 穿刺吸引:石灰を吸引して痛みを緩和
- 鍼灸治療:炎症の軽減、痛みの緩和
6. 頚椎からの関連痛(頚椎症、椎間板ヘルニア)
症状:
・首から肩、腕にかけての痛みやしびれ
・肩だけでなく、指先まで痛みやしびれが出る場合がある
・首から肩、腕にかけての痛みやしびれ
・肩だけでなく、指先まで痛みやしびれが出る場合がある
治療法:
- 保存療法:姿勢矯正、ストレッチ、リハビリ
- 薬物療法:鎮痛薬、筋弛緩剤
- 注射療法:神経ブロック注射
- 鍼灸治療:神経の圧迫を緩和、痛みの軽減
7. その他
- 肩関節の変形性関節症:加齢による関節の摩耗
- リウマチ性疾患:全身性の関節痛
- 内臓疾患からの関連痛:心疾患や胆のう炎などが肩に痛みを放散することも
鍼灸治療のポイント
鍼灸は、痛みの緩和、炎症の軽減、血行促進、筋肉の緊張緩和に有効です。
肩関節の痛みに対しては、局所のツボだけでなく、関連する経絡(例えば、手の陽明大腸経、手の太陽小腸経など)を用いることで、より効果的な治療が可能です。
また、患者さんの痛みや恐怖心に配慮しながら、リラックスできるような施術を心がけることが重要ですね。
肩関節の痛みに対しては、局所のツボだけでなく、関連する経絡(例えば、手の陽明大腸経、手の太陽小腸経など)を用いることで、より効果的な治療が可能です。
また、患者さんの痛みや恐怖心に配慮しながら、リラックスできるような施術を心がけることが重要ですね。