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森田りえ子日本画展:神戸そごう(スケッチ&コメント)

2011-09-28 09:54:29 | スケッチ


森田りえ子日本画展:神戸そごう

江嵜企画代表・Ken



森田りえ子日本画展が、三宮そごう新館7階美術画廊で10月3日まで開かれている。神戸東灘出身の
森田りえ子さんは、現在、京都住まいである。しかし、「神戸には風が流れているから好きだ」と常々話
しておられる。神戸での個展開催は4年振り。兵庫の県花ノジギク、サクラ、糸菊、椿、バラ、スイセンな
ど四季折々の花の絵31点を堪能した。

朝顔、紅葉葵などの絵が並べられた会場入り口入って左手をバックに、会場の様子をいつものように
スケッチした。

森田りえ子先生が5年前まで教えていたなんば高島屋日本画教室時代の筆者含め、生徒有志が初日の
27日にお祝いに駆けつけた。会場に着いたのはお昼前だったが、入れ替わり立ち替わり大勢の森田りえ
子ファンが会場を訪れており、さすが人気の高さを伺うことが出来た。
 
たまたま神戸新聞の記者が取材に訪れていた。28日付けの朝刊に、花の絵を背景に、着物姿 の森田
りえ子さんをいれたスナップ写真とともに森田りえ子展開催の記事を掲載していた。新聞記事に「はかなく
散るものの、再び季節が巡ってくれば必ず咲く花の力強さを感じて欲しい」と語ったと出ていた。

10月18日~24日にはそごう横浜店へ場所を移す。中東オマーンでの個展開催も予定されていると聞くと
世界にはばたく森田りえ子、ここにありを改めて実感する。

会場には、姉上と共に、今年春、40日 間、ICU(集中治療室)で過ごす大病を見事克服されたは母上も
元気な姿を見せておられた。「夢の中で子供たちが呼んでいた。その時意識が戻った。」と貴重な体験談
をご披露いただいた。

かって教室で日本画の手ほどきを受けた生徒の一人として、雲の上のような存在になられた森田りえ子
先生であるが、いまや、自分一人のからだでないのだから、くれぐれも健康にだけは十二分に配慮して
いただきたいと祈るのみである。

10月2日(日)午後2時から、会場でギヤラリートークも予定されている。展覧会は10月3日まで午前10時~
午後8時まで{最終日は午後4時まで)開かれている。最寄にお住まいで、お時間の許す方は是非、この
機会に日本画家、森田りえ子さんの絵をご覧いただければありがたい。(了)


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