ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

EU27ケ国、人口5億の新しい顔決まる(学校で教えてくれない経済学)

2009-11-20 09:17:44 | 経済学
 ベルギー首相のファンロンパイ氏(62)が、27ケ国、人口5億のEUの大統領に選ばれたと今朝のNHK・BS「おはよう世界」の番組でスペインテレビの放送を紹介していた。昨年末、ベルギー首相に選ばれたあと、混乱していたベルギーをまとめた功績が評価された。ドイツ、フランスが支持した。ただ、知名度は少ない。カリスマ性も低い。もっぱら調整力が評価された。任期は2年半、最大延長5年と解説していた。
 近着のニューズウイーク誌日本版は、「おごらぬ超大国EUの新世紀」のタイトルで、「アメリカ型の成長モデルが崩れるなか、欧州型資本主義が息を吹き返している」と指摘し、「今後、EUが政治力、経済力でアメリカに匹敵する存在にリスボン条約発効でさらに進化を遂げるか」と、シュテファン・タイル記者(ベルギー支局)の記事を掲載している。
 同誌は別のページで「オバマのアジア物乞い行脚」のタイトルで、「米外交で、金融危機で力も面目も失ったアメリカは頭を下げて回るのが精一杯」とマイケル・ハ―シュ記者(ワシントン支局)の記事を載せていた。
 同誌は「各国の低金利政策と大型景気対策によるカネ余りで再燃する投機ゲームは、いつ破たんするのか」と問題提起し、エール大学のロバート・シラ―教授が名付けた「エコー{残響}バブル」という言葉を紹介している。
 エコーとは、ヤッホーと言えばヤッホーと答える、例のやまびこのことである。ITバブル、住宅バブルといった大型のバブルが崩壊した後、それのエコー(残響)として発生している小型バブルである。早晩、消えていく性質のものだ。警戒を要する、とラ―ナ・フォル―ハ―記者(ビズネス担当)がまとめている。
 11月19日、NY株式市場は、NYダウは、前日比93ドル下げ、10,332ドルで取引を終了した。原油下落からエネルギー株の値下がりが相場の下げをけん引したとブルームバーグ二ユースを「おはよう世界」が紹介していた。
 先のフォルーハ記者の「エコ―バブルには気を付けろ」ということなら、今年3月を底に一気に50%かけ上がって来たNYダウだが、スピ―ド調整を相場自身が要求しているのかもしれない。現に米失業率は10%を超えた。住宅価格の戻りも5%程度に過ぎない。
 NYダウ採用の30銘柄はアメリカの外で稼ぐ俗に言う多国籍企業である。アメリカ本体は何一つ良くなっていない。米FRBはひたすら輪転機を回し、札びらをばらまいている。行き場をなくしたお金が、投機資金として株や金などの商品に流れた結果ともいえる。
 NY原油(WTI)先物相場は、在庫増加を嫌気して、前日比バレル2.12ドル安、77.46ドルで取引された。NY金先物相場は、小幅ながらオンス70セント上げ1,141ドルで取引された。ドル先安の匂いは消えていない。水鳥は「獲物」の周辺から去り難いのであろう。
 NY外国為替市場では、1ドル=88.88~00円、1ユーロ=132.78~84円で取引された。日本から見れば円高である。しかし、あくまでドルの値下がりで円が高くなったように見えているに過ぎない。ドルはニクソンショツク前の1ドル=360円の1/4に目減りした。
 EUの新しい顔が決まった。「日本に革命が起こった」とモスクワテレビは民主党政権誕生の朝叫んだ。株価が全てでないが日本の株価はエコーバブルの気配さえ見られない。(了)

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23日 イベントで自作炭酸温泉製造装置が初デビュー

2009-11-19 18:44:06 | 情報や案内及び雑談
詳しくは こちら でご覧ください。

イベントの詳細は、こちらの HP でどうぞ!

HPを見ていると、まるで映画を見ているようですので、ぜひ覗いてみてください。

自作炭酸温泉製造装置の 体験談 はこちらでそうぞ!
「嘘っぽい」と言われるほど迫力がありますが、全てほんとです。

代理店さんによって「初回無料体験」をさせてくれるところもありますので、良かったら行かれてみてはいかがでしょうか。

百聞は一見にしかずです。

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小杉小二郎・森田りえ子二人展 (スケッチ&コメント)

2009-11-19 10:18:58 | スケッチ


小杉小二郎・森田りえ子二人展

江嵜企画代表・Ken



 「小杉小二郎・森田りえ子二人展」が11月18日から24日まで高島屋京都店で開かれるという案内を森田りえ子さんからいただき楽しみにして出かけた。この日の京都は天皇皇后両陛下が来られているということで、そこここに警官の姿が見られた。どこにデフレかと思うが、京都の人出は,季節を問わず、いつ来ても多い。

 11時半過ぎに会場に着いた。日本画教室の仲間が既におり、森田りえ子先生と談笑していた。おっかけ猪熊佳子先生も会場にあらわれた。お二人を囲んで、教室の仲間と記念撮影が出来たのは幸いだった。会場の様子をいつものようにスケッチした。

 今回の展覧会は、小杉小二郎と森田りえ子お二人の画家が、12ケ月をテーマに、美術雑誌「月刊美術」にエッセイとともに描き下ろした新作品24点を展観している。京都のあと、東京(1月13~19日)、名古屋(2月3~9日)、横浜(2月24~3月2日)とそれぞれ高島屋デパートで開かれる予定である。

 スケッチ右端の「五色椿」(5号変型)の絵は、今回の展覧会の案内はがきにも採用されている。既に売約済みのマークが付いていた。小品だが、小気味よく、森田りえ子然としていた。買った人は、してやったりと思っていることだろう。

 「五色椿」の左は8号の「すみれタンポポ」の絵である。左下隅にタンポポ、真中から右にかけてすみれが描かれている。森田りえ子さんご本人はタンポポの絵が気に入っていると話していた。絵になるという言葉がある。彼女の手になると、何気ない草花が、「私見て」と、言わんばかりの表情で語りかけて来るような気がする。

 「すみれタンポポ」の絵の左り隣は6号の「枝垂れ桜」、その左の8号の「風薫る」と題した藤の絵と続く。藤の絵は、先の「パリ展」でも人気投票ナンバーワンだった題材である。人気作家二人の展覧会ということもあって、熱心なフアンが次々、会場を訪れていた。

 小杉小二郎画伯は、大学で美術デインを学んだ。その後画家を目指して、洋画家の中川一政のアトリエに通ったとヤフーブログにあった。森田りえ子さんは15年前にも小杉画伯と「二人展」を開催したことがあると絵画教室の仲間の一人が教えてくれた。洋画家と日本画家の作品がお互いしっくりと溶け込み並んでいた。小杉画伯は、コラージュやオブジェにも取り組んでいる。会場にも一部の作品が展示されていた。

 余談ながら、森田りえ子さんは、来年1月2日~11日間、福岡三越デパートで、「パリ帰国展」を予定している。お近くにお住まいの方で、時間の許す方は、是非、会場へお運びいただければありがたい。(了)

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小野竹喬展:大阪市立美術館(スケッチ&コメント)

2009-11-18 18:46:23 | スケッチ


小野竹喬展:大阪市立美術館

江嵜企画代表・Ken



 「生誕120年、小野竹喬展」が天王寺公園の中にある大阪市立美術館で12月20日まで開かれている。行ける時に足を運ばないと結局行けなくなる。今回の展覧会は、初公開作品11点を含む本画119点、素描52点が一堂に会する。朝から生憎の雨だったが、とるものとりあえず出かけた。

 竹喬は14歳の時、故郷の岡山県笠岡を出て、京都の竹内栖鳳に師事した。ここで19歳まで過ごす。竹喬は栖鳳がそうであったように、西洋画に関心があった。特にセザンヌに心酔したと自身語っている。その一方で、富岡鉄斎などの南画の影響も受けた。32歳の時2度目の欧州旅行をしている。目指す写実表現が日本画の技量材料では十分達成されず、その解決のために1921年に渡欧した。その時描いたスケッチも今回の展覧会の見所のひとつである。

 展覧会は第一章(1903~38年)と第二章(39~79年)に分けて展示されている。第一章は「写実表現と日本画の問題」と捉え、第二章は「自然と私との素直な対話」というタイトルが付けられていた。小野竹喬は「茜色(あかねいろ)の画家」と呼ばれた。夕焼けの空を背景にした樹木の姿を描いた絵が今回も多数見られる。絵の前に佇んで動こうともしない多くの人の姿を目にした。

 会場内はスケッチ出来ない。作品を見終わったところに一画を仕切り、ビデオを放映していた。「池」という題の絵を入れてスケッチした。広沢の池の絵である。

 ビデオのナレーションの間にお孫さんが画面に登場した。「小学校から帰り道、夕暮れの空があまりにきれいだった。おじいちゃんに報せたくなって、はよう写生せんとあかんでと、言うて、ランドセル置いて走りました。おじいちゃんは、慌ててスケッチブック持ってきて、写生を始めました」と思い出を語っている。

 ナレーションの中で、「西洋文化を肌で感じる中で、日本画とは線の美しさだということに気付く」という言葉が聞こえた。「60代で新境地を開く。身の回りの自然に注目するようになる」と紹介していた。 

 次に娘さんが画面に出て来た。「父がこれでええと言うたのはこの絵です」と広沢の池の絵が出て来た。「父は日展会場へも絵具を持って行って描いていました。これでいいと、自分で思えるような作品にはなかなか仕上がらないようですよ」と話しておられる。

 もう一度会場に戻り、第二期以降の絵を二度繰り返し見た。急ぎの人は立ったままビデオを見てください。時間の余裕のある人は、ソファーのある休憩室で同じビデオを見れることがあとでわかった。そこでも多くの人がビデオを見ていた。

 会期終了までもう一度足を運びたい。大阪のあと岡山で年明けの1月3日から2月14日まで、東京で3月2日から4月11日まで開かれる予定と案内にあった。(了) 

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ウルトラ低金利継続、バ―ナンキ発言うけてNYダウ136ドル高NY金最高値更新

2009-11-17 10:07:11 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「政府、『デフレ』20日にも宣言」という大きな見出しが産経新聞朝刊トップに踊っていた。一方、世界では、ドル先安の見方から、インフレを懸念する声がだんだん高まってきており、ドルの反面教師であるNY金先物相場が史上最高値を突破した。

バ―ナンキ米FRB議長が、強いドルを支持すると発言したが、同時に当面ウルトラ低金利政策継続を示唆したとして、6主要通貨バスケット指数が、0.75を割り込み、15ケ月来の安値の 0.74台へ下落したと11月16日付けのWSJ紙電子版は書いていた。

11月16日、NYダウは、先週末比136ドル、1.3%高、10,406ドルで取引を終了した。ハイテク株価指数のナスダック1.4%高、FP500種平均株価指数1.4%高とそれぞれ値上がりした。バ―ナンキ発言に加えて米国の10月の小売高が予想を上回り1.4%増加したと米商務省が発表したことも相場上昇を支援した。

小売高増加の中身を見れば、自動車が7.4%伸びたことが影響した。ただ、住宅はマイナス2.4%である。自動車を除けば0.8%増である。米国景気は米景気の足元は軟弱だとテレビ東京に出演したコメンテーターは解説していた。

GMのCEOが破たん後初の決算を発表する様子を米テレビのCNNや日経CNBCがライブで流していた。11.5憶ドルの赤字だが、米国とカナダ政府から借りたお金を前倒しして返済すると発言していた。トヨタは大幅黒字、フォードも小幅だが黒字だった。

NY金先物相場が、バ―ナンキ発言を受けて上昇、トロイオンス22ドル上げ1,139ドルと史上最高値を更新した。金相場上昇を見て、銀、プラチナ、パラジウムもつれ高したとWSJ紙は紹介していた。プラチナの50%近くが自動車のエンジンなど工業用に使われることから、この日は特にプラチナの上昇が目立った。

NY原油(WTI)先物相場は、米国の原油、ガソリン在庫増加を無視して、バレル2.55ドル上げ78.90ドルで取引された。重質油のブレント相場もつれ高した。毎度のことであるが、原油や金が上がったのではない。ドル先安懸念から投機資金が流れた結果である。

これまた毎度の話であるが、日本ではアメリカの二ュ-スは外さない。WSJ紙を読んでいるとユーロ圏やカナダの話も日本から見れば地球の裏に当たるブラジルの話も報道される。カナダ、ブラジルの通貨もバ―ナンキ発言を受けてドル先安と見て値上がりした。

日本ではグローバルという言葉だけが独り歩きしている。地球は一つである。日本と言う国も地球の一員であることを子供の時から教えておいて欲しいと思う次第である。(了)

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実技講習

2009-11-16 16:59:38 | 診断即治療と虹彩学
11月29日に 実技講習会 の期日を設定したら、長野先生や寄金先生や横山先生も講習や講演が入っていて、あちらこちらとぶつかってしまった。
このぶんだと、受講者の人数は少ないだろうと思っていたし、会場に使うホテルも探したのですが、近くのホテルはどこも空きがありませんでした。
仕方なく、少し小さいのですが ホテルクライトン の会議室を借りることにしました。

ところが、予定より人数が増えて実技をする場所がない。
そこで再びクライトンホテルに相談しましたら、

「う~ん。では一階のレストランを閉めますので、レストランを全部使ってください」
という返事が返ってきた。

ありがたや、ありがたや、これで何とかなる。

今度の講習は、すでに開業している人、これから開業する人、脈診で苦労している人、経絡治療が上手くいかない人等々、多方面で非常に役立つ講習になるので、実技をしっかり見て覚えて頂きたいので、それが実現しそうだ。

クライトンさんありがとう。

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「これから面白いブラジル」:日伯協会会長大いに語る(学校で教えてくれない経済学)

2009-11-16 08:20:04 | 経済学
 「これからが面白いブラジル」と題して、15日、中学・高校の学年同窓会で同窓の日伯協会副会長の多田義治氏がスピーチし、リオデジャネイロが2016年夏のオリンピック開催地に決まった直後ということもあって列席の3人の恩師ともども同窓生一同聞き入った。
 ブラジルは5回、デノミをやっている。通貨価値が1億分の1に下がった。戦後2回、深刻なインフレを経験したと、彼は口火を切った。ブラジルについては、多数の日系移民が現政権やブラジル国内でも活躍していることを含め日本ではほとんど知られていない。
 ブラジルのキ―ワ―ドは、①BigYear,②農業・資源・工業、③資産運用と言い、30分が瞬く間に過ぎた。ブラジルと言えばサッカー大国である。ブラジルで2014年ワールドサッカー大会が開かれる。ブラジル国民の中では、オリンピックに対する関心は薄かった。
 巨大なサッカー競技場の建設は既に始まっている。512キロを2時間で結ぶ南米最長の高速鉄道の建設には日本を含め世界がしのぎを削っている。FIFA World Cup開催にオリンピックが加わって、ブラジルはいま正にBig Yearに突入した。
 ブラジルは資源大国、農業大国である。鉄鉱石、ボーキサイトは世界最大の生産国である。巨大海底油田が新たに見つかり原油大国としても世界が俄然注目するようになった。ブラジルは原油の95%を輸入していた。インフレに弱い体質はそもそも原油が原因だった。
 砂糖の原料のサトウキビ生産でも世界一だ。今やサトウキビからエタノールを生産している。ガソリン,エタノール、エタノール混合ガソリンの内、安い燃料を選べるガソリンスタンドが街中にある。燃料を自由に選べるフレックス車が街中を走りまわっている。
 ブラジルは航空機の生産でも先進国である。ブラジルの航空機エンブラエルが日本の空を飛んでいることも日本ではあまり知られていない。これから先も、ブラジルの航空機が次々日本へ輸入されてくるだろう。
 リーマンブラザーズ破たんで世界は深刻な金融危機に見舞われた。日本を含め世界は今もって出口を見出せない。ブラジルも当然、巻き込まれた。リーマンショック以前の昨年8月の為替レートは、対円で68円だった。それが34円まで暴落した。ブラジルレアルは現在52円台まで急回復してきている。ブラジルは今年の夏、外資規制に踏み切り、2%の金融税を新設した。にも拘わらず世界から巨額のお金がブラジルへ流れ込んできている。
 ブラジルにはBOVESTAという南米最大の証券取引所がある。リーマンショック直後、通貨同様に株価も大暴落した。ところが現在株価はリーマンショック以前の水準をクリアしたあとも堅調に推移している。
 ブラジルは世界で最も金利が高い国である。それは過去の苦いインフレ体験から来ている。そのブラジルもリーマンショック以前は13.5%だった。現在9.75%である。南ア7.9%、豪州3.0%、ユーロ1.0%、英国0.5%、米国0.25%、日本0.1%を見れば一目で差がわかる。
 最後に資産運用の話になった。それにつけてもブラジルの高金利は魅力的だと彼は言った。株は不確定要素が強い。債券7割株3割の運用を提案している金融機関もあると紹介した。スピーチのあと、資産運用には当然リスクを伴うと、同窓会司会者はクギを刺した。
 オリンピック開催で、近くの喫茶店でもブラジルの話に花が咲くかもしれない。(了)

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陶工田中和人の器と料理の響宴(スケッチ&コメント)

2009-11-15 09:06:10 | スケッチ



陶工田中和人の器と料理の響宴

江嵜企画代表・Ken



 陶芸家の田中和人さんから「田中和人と木器窯(こうづきがま)一門展」を神戸ポートピアホテル内のギャラリーで開くからとご案内いただいた。案内状には「陶工 田中和人の器と料理の響宴」のチラシも同封されていた。

 田中さんによると、日本料理店「神戸たむら」の料理長の山崎英人さんが、田中さんが作った器に盛り付けた料理を出したいので器を作って欲しいと今年初めに工房を訪れたことがことの始まりだったという。

 料理は昼夜共に20名限定の予約制である。物はためしと、初日の11月14日11時半で予約した。ホテルロビーに11時過ぎに着いた。このホテルを訪れるのは5~6年ぶりである。なにかのイベントがあるのだろう、ロビーは人で溢れていた。15年前の大震災のあと訪れた時のイメージが強すぎるのだろうか、よくここまで回復したと言うのが当のホテルに対する第一印象である。 

 予約時間まで多少ゆとりがあった。まず会場に顔出しした。今回のイベントの影響もあるのだろう、食器類が比較的多く並んでいた。

 予算はお昼は、先付きからデザートまで8品のコースでひとり8000円、夜は10品12,000円である。それぞれ田中さんの作品のぐいのみがお土産につく。さすが「神戸たむら」の料理長さんである。お値段もしっかりしているが、うまい。田中さんに自ら申し入れた手前もあろう。当然おかしなものは出せない。「料理に気持ちがこもっていましよ」と田中さんに報告した。お皿に料理が負ければダメだろう。お皿も一流、料理も一流ではじめて商売としても成り立つ。

 テーブルに座るなり冷酒を注文した。ちびちびやり始めた。いきなりお皿四枚が揃って出て来た。その内の一つに前菜が盛り付けられていた。あとで田中さんに聞いたら、その皿は、大皿一枚を四ツ葉のクローバをイメージして作った。それを四枚に分けた。一枚づつ流氷の模様を描いて、窯で焼いて仕上げたと説明してくれた。

 「鮮魚の盛り合わせに出て来た器は、涼しげな模様でしたよ」と田中さんに報告した。「料理長は器に合わせてよく考えて料理を盛り付けていると思う。その皿はうず潮をイメージした」と田中さんは答えてくれた。

 食事のあと作品会場の様子をスケッチした。(了)

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やっとできた、明日の準備

2009-11-14 13:37:34 | 情報や案内及び雑談
仕事は段取りが7~8割と考えているので、できるだけ早く準備するようにしているつもりですが、いつしか直前にならないと動かなくなってきた。

明日の 健康講座 の準備は、とっくに済ませていなければならないのに、今朝、やっと終わった。

「慣れ」というのは怖いねー!
「そんなのいつでもできる」と思っていたらできない。
「明日やる」と言いながら、明日になっても
「明日やる」と言ってる自分がいる。

来月までで健康講座は終わるので、専門の虹彩学を取り入れてみた。
内容は、専門家対象の講習と似たような程度になったが、足裏と虹彩の関係などもあるので、専門家でなくても興味が湧きそうだ。

それと、

う~ん。

ええーっと。

ええーっとですね・・・。

少し恐怖を感じる内容が含まれるので、

明日の健康講座が終わってから、落ち込む人は多いかもしれない。

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ドル先安懸念からNY金最高値更新、NYダウ73ドル高(学校で教えてくれない経済学)

2009-11-14 11:49:31 | 経済学
11月13日のNY外国為替市場で、NYダウ上昇を見たあとドルが売られ、一時1ユーロ=1.4924ドルで取引された。対円では、1ドル=89.60~65円、1ユーロ=133.52~63円で取引された。NY株が上がればドルが買われそうだが、事実は逆で、利回り有利やむしろリスク負担の高い、米ドル以外の通貨が買われるパターンがこのところ定着している。

今朝のWSJ紙によれば、シンガポールで開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)を控えて、米ドルと連動している中国人民元の先行きについて関心が高まっていると伝えている。日本人は為替の話は海外旅行の時だけ関心を持つが帰国すればとたんに忘れる。

今朝のWSJ紙は、世界銀行のロバート・ゼ―リック総裁が「アメリカがドル下落を止める力に限界がある。世界の中央銀行は、紙幣を増刷し流動性を増やしている。その結果、例えば商品市場バブルを起こしている。」と語ったと紹介していた。

IMFのストラウス・カーン総裁は、「世界的規模で深刻な金融危機にありながらドルは信じられないくらい抵抗力がある」と語ったとWSJ紙は紹介していた。日本流に翻訳すれば余命いくばくもないと思っていた病人に対して、「よくもちこたえているなあ」と言っている感じである。ドルの先行きには、IMFも世銀も心中穏やかならざる状況なのだろう。

11月13日、NYダウは、前日の下げをほぼ埋める73ドル高、10,270ドルで取引を終了した。NHK・BSが紹介するブルームバーグは、「ミシガン大の消費者信頼感指数は悪化した。しかし、JCペニーが予測を上回る決算を発表したことを好感して小売株が相場をけん引した。悪材料に目をつむり、好材料に飛びつく。分かり易く金余りを説明している。

バフエット氏が「400億ドル持っていたキャッシュを現在200億ドルへ減らした。キャッシュはある程度持っている必要はある。しかし、良い商売があれば、私は資金を移す」と
語ったと先のブルームバーグは紹介していた。彼は水鳥と同じで餌があると嗅ぎつけた。

オバマ米大統領が昨夕、来日した。WSJ紙も鳩山首相との日米首脳会談の様子を詳しく伝えている。普天間移転の問題は来年の日米同盟50周年まで先送りされた。記者会見でアメリカの原爆投下を質問されたオバマ大統領はノ―コメントだったとWSJ紙は書いた。

オバマ大統領はアフガン増派問題で決断を迫られ、中国訪問も控えている。中国が米国債を買い続けてくれない限り米国景経済はなりたたない。問題山積のオバマさん、先の選挙で米軍基地の国外移転を公約した鳩山さんの利害が一致したが残した火種は早晩爆発する。

11月13日、NY金相場はオンス1,116ドルと高値更新した。ドル先安を示唆している。(了)

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