現代まれにみる強烈な個性、ワレリー・ゲルギエフが、マリインスキー歌劇場管弦楽団と共に来日です。
84才の個性の塊=ロリン・マゼール(オーケストラはボストン)は、ドクターストップで来日が不可能になり、とても残念! 代役のシャルル・デュトワもよい指揮者ですが、さすがに荷が重い。キャンセルしようか、迷っています。
マゼールが聴けなくなったウップン?は、ゲルギエフは果たしてくれそう。10月15日の演目は、得意のストラヴィンスキー しかも、火の鳥、ペトルーシュカ、春の祭典の三曲を一晩で。
これは興奮、ドキドキです。サントリーホールのS席でも19000円ですので、お買い得。一階中央を二枚ゲットしました。会員ではない方への売り出しは明日からだと思います。お急ぎください。
武田康弘
ムラビンスキー、ヤンソンスもロシアよく聞きますが、ゲルギエフの指揮は好きです。
わたしはゲルギエフのCDを幾枚か持っていますが、実は、ほんとうに感動してはいないのです。同時代の指揮者なら、ラトルに惹かれます。
春の祭典も、チャイコフスキーの5番や6番(悲愴)も、繊細さや濃やかなニュアンスが感じられず、少し大味で外面的に思えます。
ただ、実演では彼の全体をわしづかみにするようなスケールの大きさが、別の魅力を持って、昂奮=感動させてくれるのではないかと期待して行くことにしました。
曲目も彼にピタリなので、当日が楽しみ!