思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

ロシア悪、ウクライナを応援しよう!というマスコミ報道は、日本を戦争に近づける愚かで恐ろしい仕業です。

2022-06-25 | 社会批評

「ロシアの侵攻を許してはいけない、日本人も他人事とするのではなく、いつまでも関心を持ち続けることが大切」というNHKニュースの善意ぶった報道を見て、なんと愚かで危険な態度か!と憤りをもちました。

今回のウクライナとロシアの戦争が、アメリカが2014年にクーデターで親米政権をつくり、そこからの暴力の連鎖であり、国連でロシア代表がウクライナ軍(アズフ隊が中心)のロシア人への迫害を人権問題として批判しても西側は無視してきたこと等を原因としていることは、アメリカの元軍人や元上院議員がテレビで話していることで明らかです。

アメリカは、ずっとウクライナを利用してきて、バイデン大統領の息子も入り込んでいることは、誰もが知るところです。

もとは、ソビエト連邦の二つの国、ロシアとウクライナの戦争に対して、一方だけを悪とし、親米クーデター政権を善として報道し、2014年からウクライナ軍により破壊されてきた街を映して、すべてロシア軍により破壊されたものと報道するのは、悪質です。事実関係をきちんと調べたうえで報道すべきは当然のことです。

アパートや学校や病院にウクライナ軍が宿り、市民を人間の盾として使っていることは、許されません。ロシア軍の問題を報じるの当然ですが、ウクライナ軍やアゾフ隊の問題を報じないのは酷い話です。誘導報道でしかありません。元は同じ国の近親者同士の極めて濃密な関係による戦争に対して、まるで日本も関係するかのような言い回しは、軍事費を増額するため以外の何物でもないでしょう。

制裁に加わっているのも、西側だけで、世界次元でみれば少数でしかありません。制裁をして苦しむのは一派庶民であり、それは日本やアメリカや欧州の物価高となっていますが、それで何の成果も得られていません。ロシアは資源大国で、西側が買わないのであれば、中国や第三世界に売ればいいだけのこと。一番大切な「停戦」とはまったく結びつきません。このまま制裁を続ければ、困るのは西側でとくに何も資源のない日本は不利です。

再度書きますが、もともとソビエト連邦内の二つの国の戦争で、なぜ、ロシアを敵にし、日本側から次々と喧嘩をしかけることをしなければならないのか!?それで何を得ようとしているのか、底知れぬ愚かしさにわたしは唖然とするのみ。官府やマスコミに少しは賢い人はいないのでしょうか???


武田康弘









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