3日の憲法記念日の夕方、神田明神に行き、 『恋知・私を輝かす哲学の営み』の第一章『天皇制って何だろう』を奉納してきました。
ちょうど、戦後はじめての神田祭りの初日に神田で生まれたわたしは、お宮参りも七五三も結婚式もみな神田明神で行いました。
これからの優れた日本をつくるための基盤は,
明治政府の天皇教という恐ろしい思想に終止符を打ち、白樺派の柳宗悦らがつくった「民芸」思想を一般化し、数百年前からの日本の民衆の伝統であった自治政治と文化をよみがえらせることです。
「民主的倫理」に基づく人間性豊かな生を拓くこと、個々人が輝く「自由と平等」の国をつくることが何よりも大切です。
そのための基盤となるわたしの『天皇制ってなんだろう』を、京都の天皇により殺害された関東の英雄・平将門をまつる明神様へ奉納しようと思い、5月3日の憲法記念日に、1日に亡くなった母の供養もかねて行ってきました。
なお、明治天皇は、天皇教(国家神道)の総本山として明治政府によって作られた新興の神社=『靖国神社』以外では、東京では神田明神だけを参拝しています。将門の祟りを恐れてのことと言われます。
みなさま方も、 『天皇制ってなんだろう?』(pdfファイルで印刷できます)をぜひご熟読ください。また、広めて頂ければ幸いです。
武田康弘