fbにサッカーのとても短い感想を書きました。
「勝ち負け」というのは、競技を成立させるために必要な基本条件です。
だから、勝つことを目がけるのです。
しかし、勝ち負けの前に、より上位の価値として、エロース=楽しむ・面白がる・よろこぶ・燃えるという心身全体の躍動=生命の躍動感があるのです。
そこが分からないと、無粋になります。下卑た勝ち負け主義になります。
スポーツには、高貴さが必要なのです。誇り高き精神がなければ、勝つ、には何の意味もありません。
日本の部活動には、この高貴さがまるでないのです。善美がありません。
いまだに、長州下級武士たちが中心となった明治維新のイビツナ精神=「勝てば官軍」というような、恐ろしく低レベルな言葉=思想に支配されています。
生き方=考え方を変えましょう。エロース豊かなもの=心身の善美に憧れる生へ。自己の内なる良心ではなく、権力や権威へ頭を下げるのは最低です。
武田康弘