思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

「悪」は自民党。自民党による天皇の政治利用はず~~と以前から日常化。

2013-11-03 | 社会批評

ほんとうに自民党とは、ウソと鉄面皮の集まりで、太いというか、恥知らずというか、呆れ返ります。

こういう保守主義の政党(戦前は、天皇を現人神とし、こどもたちに靖国思想を洗脳した権力者の子孫とその同伴者たち)に投票するほかないわが日本という国は、なんとも情けない。

わたしたち「ふつうの市民のふつうの市民によるふつうの市民のための政府」をつくらなければいけない、と思います。

山本議員の時代錯誤の行為は困りものですが、それ批判する資格は、自民党にはゼロです。

現代史を少し学んだ人なら、戦後、「吉田茂」という天皇崇拝者=天皇利用者を尊敬していた池田隼人や佐藤栄作などは、昭和天皇とべったりの関係で、昭和天皇もさかんに政治的意見を述べていた事実を知っています。彼は、新憲法発布後も国家元首という意識を持ち続けていました。

日本国民が保守主義から離れず、天皇と皇族の地位の存続を許すようにという昭和天皇の強固な意志と自民党とはず~~と一体のものでした。今も変わらす自民党にとって、天皇制(保守主義者は「国体」と呼びます)を維持することは最大の政治目的なのです。

吉田、岸、佐藤らと姻戚関係である現総理の安倍晋三は、つい先ごろも、「主権回復の日」を新設し、そこに天皇と皇后を出席させ、「天皇陛下万歳!」をしたばかり。

 

ようするに、自民党による天皇利用は政治利用ではなく、他は、政治利用にあたる、というのが、鉄面皮=自民党の主張です。恥知らずもここに極まるというほかありませんね。

 

武田康弘

 

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