もしもアメリカが北朝鮮に先制攻撃をすれば、北朝鮮が降伏することはありえず、必ず報復に出ます。
韓国にあるアメリカ軍と韓国軍へのミサイル攻撃と、
日本本土へのミサイル攻撃でしょう。
世界193カ国の中で北朝鮮と国交のない国は20数か国に過ぎませんが、その中の一つが日本です。北朝鮮にとって明白に「敵」と言えるのは、アメリカを除けば日本だけです。おとなりの韓国とは停戦のままで戦争状態は続いていますから「敵」なのですが、しかし同胞でもあり、ソウル等の大都市への核弾頭を積んでのミサイル攻撃の可能性は少ないと思われます。
日本は、朝鮮半島を伊藤博文時代から敗戦まで植民地支配(自国語の使用を認めず日本語を強制し天皇崇拝の教育など)していましたし、いまも国交のない状態で、反日感情はとても根深いですから、自爆的攻撃をする標的になります。日本には彼らの最大の敵であるアメリカ軍の基地もたくさんありますので、中距離ミサイルに核弾頭を付けて攻撃するでしょうし、核弾頭なしでも、50基以上ある原発を狙い、何十発ものミサイルで攻撃をする可能性は大きいと思います。連続でのミサイル攻撃があれば、迎撃は不可能でしょう。
では、どうするか。
自爆的攻撃をすることのないように、追い込まないこと。これがたった一つの答えであり、それ以外はあり得ないのです。外交努力。大胆なまでの外交努力以外の選択肢はないのです。
制裁、さらなる制裁、国連の決定をも超えるわが国独自の厳しい制裁は、効を奏することは絶対にありません。逆に、恐ろしい事態への舵を切ることになります。安倍首相の単純な制裁強化路線は、日本国を奈落の底に落とす可能性が高いのです。
どうにもならないところに追い込まないこと、これが恐ろしい悪夢を避けるただ一つの答えなのです。大胆なまでの外交努力が必要です。いやでも一定の融和をつくりだす以外はないのです。
武田康弘
いまの北朝鮮を上回る思想ではなかったでしょうか。
(現代でも上記の靖国思想を肯定する人が大臣など要職についています。)
話がずれましたが、外交しか手段がないことは、揺るがない真実です。核戦争の選択はあり得ません。
問題を先送りにした結果がいまであり、これ以上の問題の先送りや援助はさらなる軍拡に向かう手助けとなるでありましょう。
勿論、犠牲が素晴らしいなどとは思いませんが、その考えを言葉に、かたちにすることは、あなたに当然としてあるべき“迷い”が無いという事であり、甘いと言わざる得ません。
核放棄を前提の話し合いは、無理です。
まず、北朝鮮の求めに応じてアメリカが外交交渉を開始し重ねるように日本が働きかけることが必要です。
ごぶさたしております。竹田です。
「大胆なまでの外交努力」って、具体的に何ですか?