最も賢く、最も現実的なのは、「一国平和主義」なのです。
戦争に巻き込まれる考え方や行為ほど愚かしく、バカげたものはありません。
わざわざ平和主義を改めて、海外に自衛隊(その時点で自衛隊ではなくなり、単なる軍隊になります)を出すというような仕業をよしとする日本国民は、ごく少数です。
経団連に所属する企業経営者から、「経済のために戦争が必要だ」という発言もありましたが、そういう考え方をよしとする国民は、ごくごく少数です。
一人で偉がっている変人、アメリカのアミテージとかいう軍人(脳細胞まで筋肉でできている?・笑)にペコペコして「集団的戦争権」を認める安倍クンのようつまらない独裁的政治屋のために「戦争する国」に改めるほどの国益損=国民益損はありません。
憲法9条を盾にして「一国平和主義」を堅持するのは、最も賢い政治です。世界最良の方法が、一国平和主義で、一国平和主義の国が増えれば増えるほど、世界は安全・快適になります。
ちゃんと自分の頭で考えれば誰でも到達できる結論です。
他国の戦争に参加したい=アメリカ軍と一体化したい=それが国際貢献だ、と思うのは自由ですが、そのような人の巻き添えを喰うのは、真っ平御免ですし、そういう狂ったニッポン主義者(「日本会議」に代表される精神倒錯者)たちが、わたしたち良識ある「一国平和主義者」を巻き込む自由はないこと、これだけはハッキリ言っておきましょう。
アメリカ軍との一体化の戦争行為を肯定する者だけ=自民党員と公明党支持者と橋下クンに従う維新の会だけが、それをすればよいのです。巻き添えを喰わせる自由はありません。
戦争への参加は、君たちだけがやりなさい。ただし、それにより日本国内でテロが起きれば、その損害賠償は安倍支持者たちにありますので、しっかり払って頂きます。
武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室 客員=(「日本国憲法の哲学的土台」を講義」)
fbのコメントです。
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澁谷 浩之
正に仰る通りです。平和の尊さを知らない人は国を導くべきではありません。 -
冨岡 尚志
本当にそう思います。
積極的平和主義の国はコスタリカしかありませんから! -
武田 康弘
いきなり全世界の平和というのは、理想主義にしかなりません。一神教の国々の敵対や、民族対立、米国のユダヤ主義と英国によるだましの深い後遺症のパレスチナ紛争、こういうものを今われわれは、どうすることもできません。介入すれば害の方がはるかに大きくなります。
まず、経済的大国の中で日本だけでもよいから「平和主義」を貫く、ということが、結果として世界の平和に貢献する最大の道です。
一国、そう、一国こそがすべてなのです。
一国平和主義という観点から考えると、武田さんは20年以上前に成立した、いわゆるPKO法案にはどのような立場をとっておられるのでしょうか。賛成、反対いずれの立場にせよ、その根拠をお聞きしたく思います。
そえを踏まえれば、答えは簡単です。
中国と敵対せず、という現実路線をとれば.、「一国平和主義」は一番の得。
外交に「正義」などありません。正義ではなく、良好、という概念こそ最も現実的です。
これだと他所から喧嘩売られた場合、自国だけで対抗するということですよね。
>中国と敵対せず、という現実路線をとれば.、「一国平和主義」は一番の得。
一国平和主義をとるかとらないか各国の自由なわけですから、とらない国から喧嘩売られた場合どうすればいいのですか?日本は敵対する気はなくても中国が侵攻する気まんまんの場合もありますよね。そういう時は日本だけで立ち向かうということですか?
それは逆で、」
日本が中国を挑発してきたのが、客観的な歴史の事実です。
中国と良好な関係をつくるのは、双方にとり利益であり、田中角栄路線→小沢一郎路線は、それを実行していたわけです。
「シナと戦争したい」とあけすけに語る元石原都知事の仕掛けに乗るのが、一部の日本人です。
中国から日本を攻めるというのは、マンガでしかありません。国際的に完全に孤立するバカげた戦争を仕掛けるなど考えられません。
いままで日本は、「一国平和主義」をとってきましたが、それにより侵略されたのですか?
アメリカは、自分の都合(世界戦略)で日本に基地を置き、日本の政策がどうであろうと、極東から軍隊を引き揚げるつもりはないのです。