思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

昭和天皇の言葉!? 調子のいい部分公開が許されるのは、他国ではありえない酷い話です。

2019-08-20 | 社会思想

昭和天皇の言葉!?

このような調子のいい部分公開が許される国は、民主政の国では、世界中でただ一カ国です。

なぜ、これほどまでに愚かなのか?まるで、いつまでも天皇教という国家宗教の中にあるようです。

現政権と天皇家にプラスのイメージを与える部分のみを抜粋しての公開は、公開とすら言えないのです。詐術でしかありません。

こんな初歩的なことも分からず、遺族の意思とやらに踊らされるNHKという放送局や日本のマスコミのテイタラクには、ほんとうに呆れ返るしかありません。

理性=判断能力そのものが欠如しています。もし、昭和天皇がほんとうに戦争責任を感じ、自己批判の意識があったらのなら、退位する、と宣言し、実行すべきだったのです。それすらできない人間が、現人神と呼ばれ、主権者であった国がわが日本であった事実は、みなが明晰に認識しなければならないでしょう。

 

以下は、朝日新聞デシタルから(太字は武田)

終戦後に宮内庁の初代長官を務めた故・田島道治(みちじ)(1885~1968)が、昭和天皇との約600回に及ぶ面会でのやりとりを詳述した文書を残していたことがわかった。遺族から入手したNHKが19日、一部を報道各社に公開した。昭和天皇が国民に向けたおことばで戦争への「反省」を表明しようとこだわったことや、改憲による再軍備の必要性に言及していたことなどが記されている。 この文書は、1948(昭和23)年に宮内庁(当時は宮内府)長官に任命された田島が、翌49年2月から退官した53年12月にかけて昭和天皇とのやりとりを記した手帳やノート計18冊。全体は公開されず、NHKが報道し、遺族の同意を得た部分のみを抜粋して公開した。一部には「拝謁(はいえつ)記」と記されている。


武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室・客員調査員・「日本国憲法の哲学的土台」を国会所属の官僚に講義)

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