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「花子とアン」ダイジェストだかを観たのだが、やはりよかったのは、白蓮が花子の戦争責任を追及する一連の箇所であろう。
はなちゃん…心配御無用よ。
私を誰だと思っているの?
華族の身分も何もかも捨てて駆け落ちした宮本蓮子よ。
私は時代の波に平伏したりしない。
世の中がどこへ向かおうと、言いたい事を言う。
書きたい事を書くわ。
あなたのように卑怯な生き方はしたくないの。
……我々が、ドラマではなく現実の白蓮やその旦那の文章と行為の複雑な関係に耐えることができるかどうかというのは、また別の問題として残っている。そうしなければ、「卑怯な生き方」はいつでも我々について回る。ドラマが、反動的であろうとそうでなかろうと、生の文章に立ち返るべきである。