goo blog サービス終了のお知らせ 

人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

あなた以外の誰もいない

2019-10-28 11:51:53 | 独語
N「個性は変わらないもの?」
ダン「もっとも深い個性は変わらない。それはこの世を戯れるためのもの。もし、本質的個性がなければ、この世はあり得ない」
N「それは個人個人の中でそれぞれに一番深い個性があるっていう?」
ダン「うん、みんなそれぞれかけがえのない個性を持っている。セルフイデアだ」
(「素直になる.雨宮第慈講話録4」SCL刊)

真我、ハイアーセルフ、内在のキリスト、神の分霊...呼び名はともかく、誰もが知っている...
知らないなんて訳がないだろう...
でなきゃ、あなたはこの世に存在していない...生まれて来れるはずがない...
胸に手をあててみて...
分かるだろう?...ん、ワカル?
誰もが知っていて、誰にも分からないi
そういうことはワンサカその筋の本に書いてある、物知り顔したお節介屋さんが、もっともらしいそういう教えを垂れている...
そうでなければ、究極の真理とやらが分かったという、顔の無いフリして、人一倍アクの強そうな御仁は、何かに成り済ましたように、"そういう中途の段階のものなど無くて、全体しか無いのです"などと宣う...
こういう人は、自分が何を言っているのかも、そう言っていることで誰が分かるかということも、誰が誰にものを言っているのかも...分からないi
そう言い放つことで、個性のない、必要としない、のっぺらぼうのような顔の人間ばかり増えるということも分からない...
分かった顔して人に何かを教えたがるヤツほど何も分からない...
一体、誰が分かるだろうかi 誰がそれを示してくれるのだろうかi
あなた以外の誰が...
あなたがあなたであり、私が私である、ということの他に究極の真実などあるだろうか?
しかし...
ここにすべての苦しみ、悲しみがある...あなたがあなたである故の...
知っているけれど、分からないという苦しみ、悲しみ...
個性のない、のっぺらぼう渡世には永久に分からない、無縁のものだろう...
彼らには、苦しみ、悲しみは必要でないらしい...涙も流れないらしい...
こんな悲惨なことがあるかi
このことすら分からないのだろうか?
いいや、すべてはあざといフリにすぎないのだろう...
そうだi、分かったフリした、"あなたはいないi"
"私は何も分かりませんi"と、何かにすがり、泣き叫びたい、"あなたはいるi"
誰にぶつけているのだろうか?
誰がその叫びを聞いているのだろうか?
誰が答えてくれるのだろうか?

究極の真実である、あなた以外の誰もいない...


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする