人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

塊が解けたi

2019-11-10 10:49:57 | 雑感
前回、"こうして連々とブログを書いているくらいなんだから、風邪の症状など大したこたない..."なーんてこと書いたりしたんですが...その後がもう大変なことに...近年に無い"大患"に見舞われてしまったのですi
一昨日の夕方からほぼ24時間、半睡状態というか、ずっと微睡みの中を意識がさ迷っているだけなのでした。
その間、食べたものといったらバナナ数本だけ...
その覚束ない頭の中で次のように反芻していたことがありました。
"ああ、どうにかならないのか、この我の、業の塊...詰まる、滞る、出てこない、解けない...これがすべての苦しみ..."
これは、鼻水、痰が詰まったり、絡んだり、呼吸器系を中心として身体の凝った、張った状態のことを言っているのです。
こういう時が発熱が続いたりしてもっとも苦しい時なのです。
"早く、救世主、流動人間現れないかなあ..."
その苦しみもある実感と共に終息に向かいます。
これは、もう本当に"解けた、通った"ということがアリアリと体感されることなのです。
そして、こうした詰まった、滞った状態というのが如何に不自然な、不健康なことかということが分かります。
身体のことは勿論、精神のことについても...

"そうならないためには、細かいことをくよくよしないで、気持ちを明るくするんです。心がけを変えないと行けませんi 行いを正さなければなりませんi"
そんな風に、自分で自分をどうにかしようと思っても、あの"塊"はどうともなりゃしませんi
変えないといけない、正さないといけないと、思おうとすることで新たな苦しみを作り出してしまうのではありませんか?
いや、もうとにかく心身がしんどくなってる時というのは、こういう"小言"みたいなことがただただうっとおしいだけなのです。
小智をひねくり出そうにも、そういう思考機能が働かなくなったらどうするのか?
宇宙の法則が分かったからといって、あの塊が動いてくれるのか?
人間のありのままの姿というのは、こういう時に現されるのではないでしょうか?
どんなに変えようとしてみても、変わらんものは変わらないi
しかし...変わる時は変わるi
変えさせてくれるものがあるi 解かすもの、通らせるものがあるi
生命のたゆまない生成...ただそれにゆだねるのみ..."ゆだねる"ということの意味は、そういうものにあって初めて分かることなのです。そうせざるを得ないということなのですから...

てな訳で、日頃書かされていることが、体感をもって知らされている次第なのです。
症状の方は..."大したことない"とはもう書くまい...。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする