人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

兆しがちらほらと...

2019-11-11 11:26:47 | 独語
"ブーン、ブーン"
聴こえてくるのはこれだけ...
あの"きん、きん"は、どこへ行ってしまったのだろう...
おもーく、ニブイ音...中に浸透してくる感じが少しもしてこない...
地下鉄に乗っている時でも、暴風雨の中にあっても消されることがなかったのに...

現臨..."じんじん"ともたげてくるもの...
そのものにあって現存在らしめるもの...
はて?...一体何のことだろ?
ヤツは一体どっから、そんな実存哲学みたいなものをひねり出してきたんだろ?
なーに、現存って?
"意識が自ずとある中心に収斂するところがそれだi"
"ある中心"ってどこだ? 脳ミソか? 心臓か?
自ずとって...んなもん、なる訳ないだろi
何だか、胃の辺りがチクチクしてきた...

ああ、重い...
病苦は越しても、まだまだこの重さからは抜けられていないのだi
シモーヌ.ウェイユが言っていたように、どんどん下へ下へと向かわされて行くよう...
恩寵だけはこの重力の法則から免れているとか...
このままではダメだi 変わらなければi
"変わろうとしなくても、変えせしむるものがある"、だと...
無いぞi
"ゆだねられるものがあるから、ゆだねられる"、だと...
無いぞi

ヤツは一体どういう人間なんだi
よくもまあ、平然とぶっ飛んだことを吹きまくっていたものだi
"何でこういうことがパッと開かれるかというと、それはごく自然な状態だからでしょう"...って、おいおい...
何でこの世はパッと地上天国にならないんだよi

ヤツは本当にオメデタイ人間なんだi
いつの間にか、そうなった、と言うから根っからの寵児なのかもしれない...
それだけに"本当"の人間が背負ってる重みとか痛みとかが分からないのかもしれない...
ヤツがどんなにヘタレでも、絶対ヘタりようのないものにあって、ヘタレてたんだけどね...
これじゃ、どんだけミジメなヘタレなんだよi
オメデタイことだよ...

こんな何日も絶たれた状態が続いたことは何年もなかったi
これはこれで驚くべきことなのか!
そんなこんなで
"書いている最中にも...アリアリと"、って言うから...
書いてるんだけどね...
何か兆しがちらほらと...

あれ...もしや?
いや、"りん、りん"だったか?
今年の秋の虫は、いつまでも健気に鳴き続けているようだ...




コメント
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