"上高田"...って聞いてもピンと来ない人も多いことでしょう。
都内でもどれだけ知られているのか分かりません。
しかし、お寺、歴史、暗渠(!)好きな人には結構有名なようです。
西武新宿線の新井薬師駅から西側、南は中野北口へと通ずる早稲田通りまで、北は哲学堂公園辺りまで広がる、中野で生まれ育った私には思い入れ深い町なのです。
先日、原付を手放すことになった私は、その新井薬師から中野駅の方へ歩いて行こうと駅前商店街を南へテクっていたら、昔のクセが出て、途中そこから西へと通ずる、「上高田本通り」商店街に気まぐれに脱線したのでした。
そこからさらに路地に入って...と、こうなると、もうすっかり昔の"ウオーキン.マン"に戻ってしまった感がしてきました。
そして、少し進むと..."あ、ここだi"...電撃のように記憶が甦ったではありませんかi
昭和52年晩秋の頃、五井先生の本を読んでいて、思わず涙が溢れてきたという、おそらく私が神に捉えられることになる端緒となったであろうことに与った、メモリアルな小さな公園ではないかi...「上高田こぶし公園」だって。しかし、もっと広かったと思いましたが...
そして、そこからさらに坂道を下ってみました。とにかく私は昔からそういう習性があるのです。
"ワクワクするなあ...坂道を下れば川があるんだi"...上高田には西隣の新宿区の間を妙正寺川が流れています。だが、方向が違う...川なんて無いぞi...いや昔の地図にはハッキリと記されているi...つまり暗渠です。
何川だか知りません。名も無い小川でしょう。しかし、"暗渠探検隊"(?)というヘンな人たち(私はさほどコアじゃないけど、その端くれかもしれない)からは、「上高田支流」と命名されているらしいのです。アチコチにある妙正寺川の支流の暗渠の一つです。(こういうとこを探索してたら、必ずと言っていいほど野良猫に出会えますよi)
で、その坂下から西へと向かう路地に出てみると..."あ、ここだi"
商店街ってほどでなく、疎らに店が点在しているヘンな一角...ここは小学5年のやはり晩秋の頃、クラスの悪ガキと一度だけ来たことがあります。先の公園と同様、どうやって行ったか分からなくなっていたのです。
そうだ、確かここへは、上高田3丁目にある、"垣根の垣根の曲がり角~"の童謡「焚き火の歌」のモデルになった屋敷から歩いて来たのだった...やはりもっと広いイメージがあったのだが...
急に「ヴィレッジ.シンガース」の「バラ色の雲」と、「中村晃子」の「虹色の湖」(GSテイストの強い曲)というヒット曲を思い出しました。
つまり、昭和42年晩秋のその頃、この界隈で聴いた記憶があるという訳です。(GSブームだったよなあ...)
ところで私はどこを目指していたのか?...そう、中野北口なのでした。それには新井薬師と早稲田通りをつなぐバス通り「柳通り」に出ればよい...だから...坂道を上って行けば、すぐ出るはず...そして、以外と遠かったけど、出たi、裏側でない表通りに...
"あれ、違うぞi...こりゃ、もみじ山へ通じる通りではないかi"
だから...人生と同様、ウオーキングは思い描いた通りには行かなくて面白いのですi...しかし、遠回りだなあ...
この他、上高田は、特に南の早稲田通り沿いにやたらと寺が多いので有名です。
先の上高田本通りを西に抜けたところにある「万昌院功運寺」には吉良上野助の墓があるらしいです。原付飛ばしていつも通りがかっていたけど、ちっとも知りませんでした。
とにかく、私は、思いがけなく、気まぐれから一度に約40年ぶり、50年ぶりに謎のスポットを訪れることが出来たのでした。感激i
"チョイとそこの曲がり角を..."これは又クセになりそうだ...
都内でもどれだけ知られているのか分かりません。
しかし、お寺、歴史、暗渠(!)好きな人には結構有名なようです。
西武新宿線の新井薬師駅から西側、南は中野北口へと通ずる早稲田通りまで、北は哲学堂公園辺りまで広がる、中野で生まれ育った私には思い入れ深い町なのです。
先日、原付を手放すことになった私は、その新井薬師から中野駅の方へ歩いて行こうと駅前商店街を南へテクっていたら、昔のクセが出て、途中そこから西へと通ずる、「上高田本通り」商店街に気まぐれに脱線したのでした。
そこからさらに路地に入って...と、こうなると、もうすっかり昔の"ウオーキン.マン"に戻ってしまった感がしてきました。
そして、少し進むと..."あ、ここだi"...電撃のように記憶が甦ったではありませんかi
昭和52年晩秋の頃、五井先生の本を読んでいて、思わず涙が溢れてきたという、おそらく私が神に捉えられることになる端緒となったであろうことに与った、メモリアルな小さな公園ではないかi...「上高田こぶし公園」だって。しかし、もっと広かったと思いましたが...
そして、そこからさらに坂道を下ってみました。とにかく私は昔からそういう習性があるのです。
"ワクワクするなあ...坂道を下れば川があるんだi"...上高田には西隣の新宿区の間を妙正寺川が流れています。だが、方向が違う...川なんて無いぞi...いや昔の地図にはハッキリと記されているi...つまり暗渠です。
何川だか知りません。名も無い小川でしょう。しかし、"暗渠探検隊"(?)というヘンな人たち(私はさほどコアじゃないけど、その端くれかもしれない)からは、「上高田支流」と命名されているらしいのです。アチコチにある妙正寺川の支流の暗渠の一つです。(こういうとこを探索してたら、必ずと言っていいほど野良猫に出会えますよi)
で、その坂下から西へと向かう路地に出てみると..."あ、ここだi"
商店街ってほどでなく、疎らに店が点在しているヘンな一角...ここは小学5年のやはり晩秋の頃、クラスの悪ガキと一度だけ来たことがあります。先の公園と同様、どうやって行ったか分からなくなっていたのです。
そうだ、確かここへは、上高田3丁目にある、"垣根の垣根の曲がり角~"の童謡「焚き火の歌」のモデルになった屋敷から歩いて来たのだった...やはりもっと広いイメージがあったのだが...
急に「ヴィレッジ.シンガース」の「バラ色の雲」と、「中村晃子」の「虹色の湖」(GSテイストの強い曲)というヒット曲を思い出しました。
つまり、昭和42年晩秋のその頃、この界隈で聴いた記憶があるという訳です。(GSブームだったよなあ...)
ところで私はどこを目指していたのか?...そう、中野北口なのでした。それには新井薬師と早稲田通りをつなぐバス通り「柳通り」に出ればよい...だから...坂道を上って行けば、すぐ出るはず...そして、以外と遠かったけど、出たi、裏側でない表通りに...
"あれ、違うぞi...こりゃ、もみじ山へ通じる通りではないかi"
だから...人生と同様、ウオーキングは思い描いた通りには行かなくて面白いのですi...しかし、遠回りだなあ...
この他、上高田は、特に南の早稲田通り沿いにやたらと寺が多いので有名です。
先の上高田本通りを西に抜けたところにある「万昌院功運寺」には吉良上野助の墓があるらしいです。原付飛ばしていつも通りがかっていたけど、ちっとも知りませんでした。
とにかく、私は、思いがけなく、気まぐれから一度に約40年ぶり、50年ぶりに謎のスポットを訪れることが出来たのでした。感激i
"チョイとそこの曲がり角を..."これは又クセになりそうだ...