本来の人間性？

人間とは何か？
正面切ってこのことに答えられる人は何人居るでしょうか？
ウィキとかに書いてあること言ったってダメですよ！、理屈を知ったってねえ？
これに答えられる人は、少なくとも自己というものがどういうものか分かっている人なんでしょう。自己と切り離された人間など抽象的なものに過ぎないですから...
だけど、例えば今のウクライナの悲惨な状態のことを始め、“ヒドイ！、これが人間のすることか！“という言葉が飛び交うなど、”人間としてあるまじきこと”は毎日伝えられているのです。
ということは、我々人間がどういう存在か、ということは皆さん、分かっているということなんでしょうか？
もっともその多くは、“人間とはこういうもの、人たる在り方、生き方とはこういうものなんだ”、と予め外から刷り込まれているところから来るのでしょう。
しかし、それだけでしょうか？
“ヒドイ、残忍な場面を見たら、思わず顔を背ける、可愛い子や動物を見たら思わず顔がほころぶ“...
”思わず”...思う以前にそうなってしまうのではないでしょうか？
自然にそうなる...それが本来性というものなのでしょう。
人間が何か、本当の自分が何か分からなくてもそうなってしまう...そこに愛、安らぎが感じられるから...
それが感じられたら、人間が、本当の自分が何だろうがどっちでもいいですね。少なくとも私は！
これは、全く自然な、当たり前のことなんです！...そう思いません？
おかしな言い方ですが、人間が何かは分からないけど、本来の人間性というのは何となく感じられるようなのです。
しかし、しかし...何で世の中、当たり前のことでないことだらけなんだろうか？
このことを思う度に、何か夢を見ているような感じになります。
当たり前、自然でないことにリアリティを感じないのです。
ということは...私は、夢でない、リアリティというものを知っているってこと？
私だけか？！...すおんなこたないだろ？！
本来の人間を生きてる皆さんなら...知っているはず、分かっているはず！
今日もどこかで、”これは人間のあるべき姿なのか、夢じゃなかろうか？！“、という声が発せられていることでしょう。
皆んなどっかで分かっているのでしょう？
そして、人間は誰でも夢から覚めることが出来る！...自然にそうなる...そうなっているのです！