からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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柴又から赤羽へ

2007年03月18日 23時38分52秒 | ぶらり旅

 小川町の殿様のお供で帝釈天を皮切りに未踏の地を彷徨(うろつ)いたのは一日前になりました。 色々あったので記憶がまだら模様ですが、備忘録としてまとめてみます。

9:30 小田急線・経堂駅に集合し、文字通り一直線に小田急線・千代田線・常磐線と直通運転を利用し、金町駅まで一時間です。 京成金町で例の映画で馴染みのオレンジ色の電車に乗ったと思ったら次の駅が柴又です。 先週BSで再放送希望ベストファイブで寅さんの映画が続いていたせいか。お客さんの多いこと。 我々もそのご一行と思ったものの、酔考さんはBSをご覧にならないのでちと違うようです。 まあそんなことはどうでもよくて帝釈天にお参りし、初めて見たのが本堂四面に彫り込まれた深彫りの木彫です。大正末期から昭和初めにかけて大震災で消滅した本堂復興のおりに作成されたようです。 少々グロテスクさを感じましたが、一見の価値ありでした。

0317hondou 庭園を巡る回廊も珍しいものでした。京都のきめ細やかさはないものの関東ではあまり見たことのない風情を感じましたが、さて、いかがなものでしょうか。

一回りするとお昼前、柴又に来たからには鰻であるとの思し召しに帝釈天裏手にある川甚へ向かいました。 木造の個室で鯉を見ながら食べようと思っていたのですが、何とその建物が老朽化のために取り壊し準備中でありました。 もっとも手元不如意につき一番最低ランクを考えていたのでそれで良かったかも知れません。 鰻重は各々、鯉の洗いはシェアするというささやかな昼食です。 久しぶりの鯉の洗いは丸でした。 鰻重は普通かな? 

これからがぶらり旅本番、実は行ったことのなかった矢切の渡しを見学、ご覧のような光景で観光客の渡しをやっておりました。向こう岸は千葉県、北総鉄道の鉄橋が下流に見えておりましたが、渡ってしまうととんでもないことになるので見学に止(とど)めることにしました。

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門前に戻り、ダッタン蕎麦団子を食べながら駅に着き、さて次はどこへ行こうかと思いついたのが、今晩東京テレビで放映のアドマチック天国が京成の「お花茶屋」であります。 名前からして面白そうなのでそこへ行こうということで辿り着いたのですが、我々にとっては名は体を表さず。ちょっと失望し次の駅の堀切菖蒲園まで歩くことにしました。 まあ、こんな季節なので何にもなかろうと思いましたが、案の定何もなし、葛飾区の庭園で無料だったのが何よりでありました。(笑) 「季節になると駅から見物人が行列しているのに違い有りません。」と殿におべんちゃらを言いつつ乾いた荒川堤防を四つ木まで歩きました。  四つ木に何かあるかも知れないと思ったものの、ぶらり旅にふさわしいものが見つかりません。 このまますぐ近くの浅草へ行くのも月並みなので大回頭をして赤羽へ向かいました。 つまり常磐線界隈から東北本線界隈へとターンしました。 目的は模型屋と某店見学です。 昔風の模型やヤマナカ模型を探訪し、知る人ぞ知る「まるます家」でご苦労さん会を催しました。

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小父さん世代で溢れている此処は順番待ちが大変です。とはいえ酔っぱらいになりたい小父さん小母さんが行儀よく並んでいるのも不思議な光景です。もちろん小父さんだけではなく小母さんや外国人やおねぇーさんも酔っぱらっています。 不思議な町、不思議な飲み屋のある処、赤羽を殿様はちょっぴり気に入られたご様子でした。 〆はスッポン鍋、鍋はもちろん150円払って雑炊にも仕立ててもらっい大満足の我々でありました。 スッポン鍋、、なんと750円であります。 最近開店?したお隣の店も人で溢れています。 この活気を何とか地元・経堂に運んでいきたいものです。

ということでこの二人連れは経堂に活気を運ぶべく、某地下でちょっとだけ反省会をすることになりました。もちろんアドマチック天国の始まる21時には風呂に入って鑑賞できる時間的余裕もありました。(笑) やっぱり某お花茶屋は失礼ながら番組でもパンチに欠けているなと思った次第です。 本日の走破歩数、二万一千歩、まずまずというかちょっと歩きすぎでした。 と走り書きをいたしました。 

殿様お疲れ様でした。おかげで翌日曜日の本日は久しぶりに気分爽快です。 お彼岸の墓掃除も倅と一緒に気分よく終えることが出来ました。

さて、お彼岸の週です。年が明けてから時間の経つのが早いこと。時、人待たず、要領よく仕事をこなさなければなりません。明日から頑張ろう。(笑)